漁師を魅了する幻想的な“ほたる”は小粒だけど、しっかりうまい。

ほたるいか

お問い合せ 福井県漁業協同組合連合会 販売企画課/0776-24-1203

3月頃から始まるほたるいか漁は、4~5月が一番ピークの時期。越前町では、多いときで40隻もの船が出港します。水揚げ後、大半は富山へ生のまま出荷されます。

「ほたるいかと言えば富山県」というイメージを持っていませんか? 実は福井県も全国第3位の漁獲量を誇る日本屈指の県なのです。

 漁の方法も富山とは異なります。回遊魚であるほたるいかのルートを見極めて漁を仕掛けるためです。ほたるいかが沿岸近くまで入り込んでくる、すり鉢状の地形をした富山湾では定置網が主流。対して福井では海流に乗って日本海沖にやってきたほたるいかを底びき網で漁獲します。

 山陰地方でも水揚げされるほたるいかですが、それぞれに大きさや味の違いはあるのでしょうか?
「山陰は小さめ、富山は大きめ。福井はその中間で、食べやすい大きさなんです。佃煮や塩辛など目的に合わせて大きさを選ぶ人もいますね。ですが味に変わりはありませんよ」と話すのは、越前町の漁師・米沢さん。

 ボイルしたほたるいかをからし酢味噌であえた食べ方が一般的ですが、足だけを集めてイカそうめんにする食べ方もあるそう。4~5月の旬の時期は地元の居酒屋メニューにも登場。春を感じさせる味覚として人々の舌を楽しませます。

調理法1
成魚になっても6cm程の大きさなので、丸ごと食べられるのも、ほたるいかの醍醐味です。佃煮にしていただくと、噛むほどに磯の風味が広がります。

調理法2
片栗粉をまぶして油で揚げたほたるいかに、だし・砂糖・醤油・酢と野菜の千切りを煮立て、水溶き片栗粉でとろみをつけた野菜あんをかけた「ほたるいかのあんかけ」。イカの旨味がつまった逸品です。