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古くからの歴史・風土を背景として集積した伝統や、篤い信仰心によって脈々と受け継がれてきた精神文化や歴史的遺産など、福井には、この土地特有の季候や風土によって育まれてきたZENが息づいています。
ZEN,Alive.Fukui
ここで見つけたあなただけの時間と場所に腰を下ろし、湧き上がる雲をゆったりと見つめてみませんか?
— お水送り —
福井からJR北陸本線を利用して敦賀駅、そこからJR小浜線に乗り換えて小浜駅にて下車。「お水送り」は毎年3月2日に、小浜市にある神宮寺にて行われる神事です。
福井県の若狭地方は古くは日本の都であった京都・奈良との関わりが深く、この「お水送り」も若狭と奈良をつなぐ伝統行事で、午前11時から神事が行われます。
一般の方が参拝できるのは午後1時頃。神宮寺の境内にて弓打ちの神事を見学した後、夜の松明行列に参加するため、境内を散策。
お守りや甘酒が販売されています。
行列には参拝客も参加が可能で、松明は1500円で販売。好きな願い事を書き、夜を待ちます。
午後6時頃から境内に炎が舞い上がり、巨大な松明を振り回す所作が始まります。
白装束の僧が登場し、舞い上がる炎の前での法要の後はいよいよ松明行列に参加します。
大松明を持った僧の後に、香水を運ぶ人、中松明を持つ人たちが続き、最後に参拝者たちが後を続いていきます。
行列は約1.8km先の「鵜の瀬(名水百選)」という場所まで向かいます。暗闇にたくさんの炎が連なる景色はまさに幻想的です。
午後8時頃に「鵜の瀬」に到着。松明が炊き上げられ、神宮寺の住職が、日本刀で邪気を払い、送水文を読み上げた後、いよいよ香水を川に流します。ホラ貝が鳴り響く中、周囲は幻想的な空気に包まれます。
若狭の地に春が訪れる、水と炎のまつり。人々の心とともにこの場所にもZENが息づいています。
【お水送り】
http://wakasa-obama.jp/TouristAttract/TouristAttractDetail.php?64
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