教えてくださるのは、伝統工芸士の加福先生。
若狭塗の歴史や工程について、丁寧に説明していただきました。
ショーケースの展示品などを使って見ながら実際に説明を聞くこと
ができるのでわかりやすい♪
さっそく移動して教室開始!
まずは作りたい模様のデザインを考えます。
出来上がりのイメージを膨らませて・・・。
先生のお手本にならって、漆を箸に塗り込みます。
本物の漆はとても粘りが強いので、ムラにならないように
注意してきれいにのばします。
まんべんなくきれいに塗り終わったら、模様付けです。
貝殻を漆の上に貼り付けていきます。
きらきら光る貝殻は、一つずつ形や色が違うので、選ぶ目も真剣!
出来上がりを想像しながら配置を考え、ペタペタ貼り付けていくのは
お絵かきみたいで楽しい♪
卵の殻を潰したものや、
木の実など、イメージに
合うものを自由に貼り付けます。
植物の葉っぱ(ヒバ)を、貼り付けます。
先生は、『これを使うとこんな仕上がりになりますよ』と、見本を
見せながら丁寧に教えてくれるので、どれを使っていいかわからな
くても安心!自分が思い描いている模様ができるように、いっぱい
質問しちゃいました!
細かい貝殻や卵の殻をのせたいときは、先が針のような
道具を使って丁寧に、慎重に。
模様付けの完成です!!
仕上がりの見本を見せてもらって、模様づけした作品に塗り重ねて
いく漆の色を決めます。
ここから研ぎ出しをするまでには、何か月もかけて漆を塗り重ね、
乾かしてはまた塗って・・・
という作業を繰り返さなければいけないのです!
若狭塗がそんなに時間をかけて、丹念に作られていたなんて
驚き〜(+_+)
数か月もの漆の塗り重ねは、次回の教室までに伝統工芸士の
先生たちがやってくれます。ほっ、よかった。(笑)
完成した作品は、大きな箱のようなものに固定して乾燥させます。
実はこの箱は、スイッチを入れるてみると・・・。
箱ごとぐるぐる回転!
模様に使う貝殻などが、時間がたつと重みで
ずれるのを防ぐために自動で向きを変えるようにしてるんだって。
第1部終了!!
3ヶ月後、漆を塗り重ね、乾かし・・・
という肯定を重ねた自分の作品が果たしてどうなっているのか?!
第2部の開催が楽しみです。
第1部で丹念に模様付けした自分の作品をもらうと、真っ黒で、表面はちょっとでこぼこ。
『こんなんだったっけ・・・?』
ちょっと不安になりつつも、きれいな模様が出てくるように張り切って磨いていきます!
お箸から挑戦!まずは粗く研いでいくため、研ぎ石を水で
濡らして研いでいきます。
研ぎ石からサンドペーパーに替えて
研いでいきます。
サンドペーパーもだんだん細かい
ものを使っていきます。
模様がきれいに出るためには、面が平らになるように、均一に力を
かけなければいけません。
簡単なようで、これが結構難しい(> <)!!
伝統工芸士の先生でも、慣れるまではどうしてもクセでどこか一部
を強く磨いてしまうのだとか。
葉っぱなどの模様の下にはなにやら
緑のものが・・・。塗り重ねた漆が!
研ぎすぎには注意(笑)
(先生が修復してくれました。)
ごしごし磨いていると、うるしが削られて水滴が茶色くなって
きます。小まめに布でふいて、水で濡らしながら磨いた部分
の模様を確認して削っていきます。
貝殻や卵の殻など、漆に隠れていた模様がキラキラ
見えてきました♪
貝殻と漆の境目など、研ぐのが難しいところは伝統工芸士の
先生が仕上がりをチェック!
さすが、動作によどみがありません。
プロの目と技を間近で観察・・・。
箸置きも同様に研ぎ出します。
でも箸置きは箸よりも面が小さいから研ぐのが難しい!
カーブになっているところは、サンドペーパーを小さく折りたたんで、
面に指を沿わせるように磨きます。
こうすれば細かな部分もちゃんと磨けるんですね〜。
こちらもきれいに模様が出てきました!