福井の冬はこたつに入って水ようかんを食べる。 これもまた常識なのです。 福井県人に福井のお菓子と聞けば、多くの人が「水ようかん」というほど昔から名物として定着している。観光のお土産などではなく、市民のおやつとして根付くこれはひとつの福井の文化なのです。 そしてこの水ようかん、他の地方と決定的に違うのは冬に食べるということなのです。どうして冬に食べるのかという疑問は、いろんな人に聞いても答えは決まって「わからないただ昔からそうだから」となります。ということで福井の人たちにとって、水ようかんは何の疑問もなく『冬』に食べるお菓子なのです。 |
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昔から広く地元で親しまれている老舗「えがわの水ようかん」の江川正典さんにお話をお聞きしました。「関西のお菓子にでっち羊かんというのがありますが、それが福井の水ようかんのルーツだという説もありますが、本当のところは良く分からないですね。ただ福井でだけ冬のお菓子になる、大正の頃から定着したようです。特にお正月のお菓子として、今でも製造のピークは暮れからお正月なんです。」 材料は小豆あん、黒砂糖、ザラメ糖、寒天で添加物は一切使用しないのが昔から続く製法。えがわさんでは、材料は全部国内産を吟味して使用し、特に黒砂糖は沖縄から毎年直接予約して買い付けるというこだわりようだ。「最近では県外のお客さんへの発送も増えていますよ。御歳暮などで一度食べていただいた方が、ぜひということで直接電話してこられます。やっぱり冬というのが珍しいですから、毎年という方も多いです。11月から3月までがうちの製造期間なんですが、夏に注文してこられるお客さんもいます。もちろん丁重にお断りしていますけど・・・(笑)」 |
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材料は小豆あん、黒砂糖、ザラメ糖、寒天で添加物は一切使用しないのが昔から続く製法。えがわさんでは、材料は全部国内産を吟味して使用し、特に黒砂糖は沖縄から毎年直接予約して買い付けるというこだわりようだ。
