福井の良いところといえば、やはり水の良さがあると思います。きれいな水があるところは、きれいな自然も多くてお米もお酒もおいしい。きれいな自然があればきれいな海もありますから、そこで美味しい魚も捕れますよね。まさに福井は『食の国』と言えるでしょう。そして人情ある土地柄なので、都会のように力をいれて生き抜くというよりは、肩をはらない生き方ができ、住んでいて心地よい場所だと思います。おいしいものを食べて、のんびり生きられる福井にぜひ触れてほしいですね。

『越山若水』と昔から言われるように、若狭は水が大変きれいな所で、小浜市民の隠れた名水といわれるのが小浜市一番町にある『雲城水(うんじょうすい)』です。この水はお水送りで有名な『鵜の瀬』がある百里ヶ岳が水源で、長い年月をかけて湧き出しており、とてもまろやかな口当たりです。お酒やくずまんじゅう、お豆腐をつくる水として最適なんですね。そして年間を通して水温が13度と夏は冷たく冬は温かいので、夏には大勢の人が水汲みにこられるほどの隠れた人気スポットです。

ここ熊川宿は、小浜から京へと続く『若狭街道(別名:鯖街道)』の要所で、古くから旅人や物資が盛んに行き交う宿場町としてにぎわいました。現在も街道に沿って当時の生活用水だった川と、様々な商店や蔵、旅籠などの町屋が軒を連ねていて、当時の宿場町にタイムスリップした気分が味わえます。山と川と町並みが一体となったどこか懐かしい風景と、地元の人とふれあえる熊川宿は、だれもが日常を忘れてのんびりと過ごせる、そんな場所だと思います。
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