達治と慶子の愛の足跡をたどる。
三好達治といえば、偉大な詩人であるとともに坂井市三国町に住んでいたこともあって県民にはなじみの人物でもある。しかし彼が”愛の逃避行“で三国に訪れていたことはあまり知られていない。三国での二人の様子は、則武三雄氏などに著者が取材しているという。坂井市三国町の素晴らしい自然の中で育まれた二人の愛の足跡と、この地で詠まれた文学碑をたどり、ロマンティックな気分に浸ろう。 |

天上の花〜三好達治抄〜
(講談社 1996年発行)
詩人・三好達治のことが描かれた作品。妻と別れ、三国に移り住むが間もなく慶子という女性と同棲を始める。二人の出会い、破局、そのときどきの詩人・三好達治の姿と心がリアルに描かれている。 |

萩原 葉子
(はぎわら・ようこ)
大正9年(1920)東京都生まれ。父は詩人の萩原朔太郎。昭和34年の処女作『父・萩原朔太郎』が日本エッセイスト・クラブ大賞を受賞。以後、執筆活動に入る。父をはじめ身近な人を題材とした作品が多い。三好氏とは、家族ぐるみで交流があり、文中同棲していたとする慶子という女性は著者の叔母にあたる。 |
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荒磯遊歩道
坂井市三国町米ヶ脇から雄島までの松林を抜ける4kmの遊歩道。道中には三好氏の詩碑のほか、高見順や森田愛子など多くの文学碑が存在する。(坂井市三国町安島・陣ヶ岡) |

住居跡
三好達治の住居跡。歌碑も建つ。
(坂井市三国町米ヶ脇) |

電車
三好氏が好きだったという三国港までの単線電車は、今も変わることなく走っている。(京福電鉄三国・芦原線) |
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