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鳴鹿大堰 平成11年に新しくなった。堰の形は地名に合わせ、「鹿」をイメージしているという。(永平寺町東古市)
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夢のお告げと神のお遣い?の鹿に導かれて。
九頭竜川の中流域、丸岡・永平寺二つの町に見える地名、鳴鹿。この名は、今も坂井平野を潤す「十郷用水」にまつわる伝説に由来する。
平安末期の坂井平野は奈良の春日大社が多くの神領を持っていた。この地の水不足に悩む3人の神主は、ある夜不思議なことに同じ夢を見る。「九頭竜川の上流を訪ねよ」。夢の通
りに川を遡ると、幣をくわえた鹿が現れ3度鳴き、やがて姿を消してしまう。この鹿の歩いた道筋を掘ると水が通
じ、十郷用水(鳴鹿用水ともいう)となった。
水は暮らしの命綱。戦国大名の朝倉氏、柴田勝家らの支配者も、用水の管理には注意を払っていた記録が残っている。江戸期に入ると、村同士の水利をめぐる争いも絶えず、宝暦元年(1751)には、江戸出訴の上、幕府評定所の裁定で決着を見た事件も起こっている。
現在の永平寺町鳴鹿、山鹿両地区は九頭竜川の右岸にあたり、同町東古市へと至る渡しが江戸時代に設けられていた。川を挟んで街道が交わる交通
の要衝であり、両岸の東古市と鳴鹿は宿場町として賑わっていた。
約800年の時を経た十郷用水は、今も米どころ福井を支える大動脈。丸岡と永平寺の町境に設けられた鳴鹿大堰から水を取り入れ、農業用水や水道水などに広く利用されている。
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十郷用水
坂井市丸岡町内にあり、坂井郡を中心とする1市7町を潤す大動脈。(坂井市丸岡町上金屋) |

六呂瀬山古墳群
北陸最大級とも言われる前方後円墳。ここから見おろす九頭竜川は絶景。(坂井市丸岡町上久米田) |

春日神社
春日神社に関係のある10個の郷に水が引かれたので「十郷用水」。写
真は坂井町の神社。(坂井市坂井町東荒井) |
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