テーマ別ナビ

継体天皇伝説のロマンの香りと、 越前和紙の伝統を町並みに感じて。
粟田部・五箇コース(越前市) 一覧へ戻る戻る次へ

 
   
大滝神社 社伝によれば推古天皇の頃、大伴連大滝の勧請に始まるという歴史ある神社。本殿および拝殿は国の重要文化財。(越前市大滝)


その名もずばり”男大迹辺“の里。

 今立市街の西側一帯にある粟田部の里。継体天皇との縁が深く、その皇子時代の名「男大迹王」から「大迹辺」、そして粟田部へと転訛して今の地名となったとも伝わる。
 天皇は皇位につく前に住んでいたとされる。恋人の照日の前に形見の花筐を残して都に発つが、思いが募る姫は上京し、天皇の行列に進み出て花筐を手に舞ったという。この伝説は世阿弥の謡曲「花筐」ともなった。
 和紙の里・今立の発祥も、継体天皇の頃と伝わる。町を流れる岡太川の上流に美しい姫が現れ、清冽な水を生かした紙漉きの技を教えたという。そんな伝説も残る越前和紙は今も五箇地区を中心に漉かれ、国指定の伝統的工芸品となっている。
 戦国から明治時代あたりまでの粟田部は、商工業の中心地でもあった。今立郡域を行き交う物資の集散地として賑わった。天保9年(1838)には家数370軒、人数1458人という大きな町であった。その一角の「鍛冶村」の六職人は、柴田勝家討伐で戦功が認められ、豊臣秀吉から禁制状が与えられている。



岡太神社
治水に関する継体天皇の伝説が残る神社。(越前市粟田部)

和紙の里会館
越前和紙の歴史を物語る資料を展示。すぐ近くのパピルス館では紙漉き体験ができる。(越前市新在家)お問い合わせ:和紙の里会館 0778-42-0016

和紙の里
越前市大滝、不老、岩本、新在家、定友の5地区はかつて五箇と呼ばれ、越前和紙の産地であった。現在、福井県から『和紙の里』に指定されている。写 真は大滝地区。

花筐公園
継体天皇の皇子が使ったとされる「皇子ヶ池」、形見に残したと伝わる薄墨桜などがある。(越前市粟田部)