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| 遠敷川 別名音無川、鵜瀬(うのせ)川とも。川筋をたどる道は、古来都と若狭を結ぶ道だった。(小浜市神宮寺)
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朝鮮語にも由来? 難読地名のナゾは尽きない。
和銅5年(712)までは「小丹生」と書かれていたという「遠敷」は小浜湾に注ぐ北川の支流・遠敷川流域の地。初見で「おにゅう」とすんなり読める人は少ないだろう。音読みの「おんふ」が転訛したとも言われている。「遠敷」の言葉自体には朝鮮語の「ウォンフー」(遠くにやるの意)に由来するとの説もあり、大陸と接する日本海に面
した場所ならではの歴史を感じさせる。 この地名の歴史は古く、「若狭国遠敷郡遠敷郷」などの文字が記された木簡が、平城京跡などから出土している。これらは塩や米、海産物を献上した際のもので、古来からの畿内との結びつきの強さを証明している。
遠敷郷は遠敷郡の中心地であったとされ、中世まで定期市「遠敷市」も開かれており、「市場」という地名も残っている。若狭姫神社周辺は人々の集う門前町、また丹後街道に面
した宿場町、などと人を集める要素には事欠かなかった。また、近世には越前幸若舞の一派が移り住み、その居住地は「舞々谷」と呼ばれていた。
現在は観光資源豊かな町になっており、遠敷川をさかのぼれば若狭姫神社の上流に、若狭彦神社、そして「お水送り」で知られる神宮寺など有名な社寺がある。江戸中期発祥の特産「めのう細工」の文字を掲げる店も多く、毎年数多くの観光客が訪れている。
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神宮寺
泰澄の弟子・滑元(かつげん)の創建。奈良・東大寺で3月12日に行われるお水取り行事に先立ち、水を送る神事は、神宮寺の住職が行う。(小浜市神宮寺) |

鵜の瀬
遠敷川の中流域。「お水送り」では松明を掲げた行列が、ここから神宮寺まで続く。(小浜市白石)
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若狭彦神社
若狭姫神社とともに、若狭国最古の神社。楼門近くの夫婦杉に圧倒される。(小浜市龍前) |

若狭姫神社
祭神は若狭姫大神。檜皮葺きの社殿が落ち着いた雰囲気を醸す。(小浜市遠敷) |
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