 | | 禿すみ写真(福井市立郷土歴史博物館蔵) | 聖徳太子に“自分の道”を誓う。 「女に学問は不要」がまかり通 っていた明治期、福井初の私立女学校を創設したのが、仁愛学園生みの親・禿すみである。浄土真宗の寺に生まれ、12歳で上京し成立学舎女子部に入学、のちに同志社に進学する。21歳の時大阪の聖徳太子廟に参拝し、一生を女子教育に捧げる誓いを立てた。 明治31年(1898)福井市毛矢町で婦人仁愛会教園を設立。のちに現在の仁愛女子高の場所に移転、福井仁愛高等女学校となった大正13年には、父から受け継ぎすみが校長となった。 「よき母となるには学問が必要」がすみの信念だったが、自身は独身を貫き、太子廟の誓いを守り通 したのである。 |  | 英語を学ぶため上京する父に、すみは同行をせがむ。「女に学問は要らん」との両親に逆らい断髪。「自分は今日から男です」と言い、説得した。 | |   浄覚寺 鯖江市にある生家。祖父や父も学問を好む熱心な仏教徒だった。(鯖江市五郎丸町) |  仁愛女子高等学校 前身の「婦人仁愛会教園」が毛矢町から移転。以来この地で多くの卒業生を送り出した。(福井市宝永) |  仁愛女子短期大学 昭和40年に開学。同57年には武生学舎も設立されている。(福井市天池町) | | |