テーマ別ナビ

人物列伝 一覧へ戻る戻る次へ

“働く婦人”を支えるため生涯を捧げた女性の人生を知る。
奥 むめお(1895〜1997)
   
奥むめお写真(中村紀伊氏蔵)

“働く婦人”を支えるため生涯運動を続けた女性。


 福井市出身で戦後の婦人運動のリーダー的存在として名を馳せたのが奥むめお。彼女の活動は、大学の先輩である平塚らいてうに誘われて新婦人協会を結成したことから本格的に始まった。昭和22年(1947)の参議院議員選挙で当選を果 たしたむめおは、配給マッチの改善運動をきっかけに主婦連合会を結成して会長となり、さらに米よこせデモや風呂代引き上げ反対といった、庶民の立場に立つ生活に根付いた運動を展開する。職業婦人社や働く婦人の家を設立し、日本生活協同組合連合会の副会長を務める等その業績は数え上げればきりがなく、今も彼女の強い意志とその活動は受け継がれ続けている。


こぼれ話
 労働問題に関心を持っていた奥は、学歴や姓名を偽って紡績工場に女工として潜入。過酷な労働と南京虫のはびこる中での雑魚寝を体験した。
名所を巡る

演説場所
むめおが選挙演説をした場所。(福井市中央)

むめおの祖父母の家
むめおが幼い頃や、婦人運動の活動を始めた後も福井へ帰省した際には、よく泊まっていたという祖父母の家。(福井市大宮)