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| 寂円禅師図像(宝慶寺蔵)
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18年もの間、石の上でひたすら座禅をくむ。
中国(当時は南宋)の洛陽で生まれた寂円は、幼少から仏門に入り、当時の中国随一の名僧、如浄禅師の教えを受けた。同じ師の下で修行した道元が帰国すると、彼を慕って来日。道元に師事し、宇治の興聖寺、越前の永平寺へと師に従って移り、修道に励んだ。
道元没後から数年経った55歳のとき、大野市の銀杏峰の麓に移り、石の上に座禅すること18年という修行を重ねた。これはひたすらにすわれという道元の”只管打坐“の教えを忠実に行ったもので、この荒行はその姿を恐れて誰も近づく者がいなかったほど厳しいものだった。その修行の間に、大野盆地南部の地頭であった伊自良知成が帰依し、寂円を開山と仰いで宝慶寺が建立されている。寂円の門下から永平寺第5世義雲や総持寺開山の瑩山など優秀な弟子が多数輩出している事実は、彼の僧としての力量
をよく物語っている。
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宝慶寺は数多くの宝物を所蔵しているが、中でも「道元禅師図像」は現存する道元の画像の中でも最古のものとされる貴重なものだ。 |
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宝慶寺
寂円の開山による曹洞宗の名刹。(大野市宝慶寺) |

座禅巌
寂円はこの岩で18年間にわたって座禅をくんだとされる。岩の前からは銀杏峰を望むことができる。(大野市宝慶寺) |

寂円禅師墓
宝慶寺の境内にある。左には弟子である義雲の墓もある。さらにその左には歴代の宝慶寺住職の墓が並んでいる。 |

宝慶寺宝物館
「道元禅師図像」や「寂円禅師図像」など文化財が多数展示されている。別
名薦宝館。 問い合わせ:宝慶寺 0779-65-8833
要予約 |
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