古民家で くつろぎながら、お昼ご飯を楽しむ
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古民家で くつろぎながら、お昼ご飯を楽しむ
古民家に入ると、囲炉裏に迎えられた。
ゆったりとテーブルがとられた店内では、のんびりと食事を楽しむ人で賑わっていた。
夜は、蟹やウニなどの海鮮料理やすき焼きなどが出されるが、昼は定食一択である。
「お昼ごはんの定食」が運ばれた。
惣菜各種とメンチカツが彩りよく並んでいる。
並んでいるのは、「切り干し大根とインゲンの和え物」、「ブロッコリーとゆで卵のマヨネーズあえ。カレー風味」、小さな「お好み焼き」、「人参の薄切り炒め物」、「白菜の煮びたし」。
そして主菜が「メンチカツ」と、キャベツの千切りであった。
味噌汁は、里芋とわかめにネギ。里芋というのが福井らしく、ほっこりとする。
そう思って飲んでいたら、自家製塩麹のスープだという。
通りで体が温かくなってくるわけである。


自家製ソースがたっぷりとかかったメンチカツは、ご飯泥棒である。
ジューシーであり、ゴロゴロと入ったキャベツが珍しく、これがまたご飯を恋しくさせるのであった。
デザートには、チーズケーキをいただいた。
なんと今庄吊るし柿を使ったケーキだという。
今庄吊るし柿は、450年の伝統を持つ燻製吊るし柿で、燻製香と自然な甘みが特徴である。
チーズケーキの土台にその吊るし柿が敷いてある。
ねっちりとした食感と甘みが、軽やかなチーズケーキと相まって忘れられぬ味となる。
よし
今度は夜に来るぞ。



(株)味の手帖 取締役編集顧問 タベアルキスト。年間700軒ほど国内外問わず外食し、雑誌、テレビ、ラジオなどで食情報を発信。そのほか虎ノ門横丁プロデュース、食文化講師など実施。日本ガストロノミー協会副会長、日本食文化会議理事。最新刊は「どんな肉でもうまくする。サカエヤ新保吉伸の真実」世界文化社刊。
7年前に小浜地区の仕事を通じて福井の食材の豊かさに惚れこみ、今回の福井各地の美味しいを探す旅のきっかけとなった。