越前がに(ズワイガニ)
漁場の近さと豊かな環境が美味しさに直結しており、それは一度食べたら忘れられないほどの奥深い旨味。
ファンは全国に多数、食通をも認める越前がには、献上がにとして明治42(1909)年から今日まで皇室へ献上されている。
漁場の近さと豊かな環境が美味しさに直結しており、それは一度食べたら忘れられないほどの奥深い旨味。
ファンは全国に多数、食通をも認める越前がには、献上がにとして明治42(1909)年から今日まで皇室へ献上されている。
茹で越前蟹
カニの王様と称される越前がに。甲羅の色や形状、身の詰まり、味噌の状態が最高レベルの逸品(1.1~1.3kg級)は、毎年皇室にも献上。大きな釜を用い、カニ炊きの職人が絶妙な塩加減と間で茹で上げたカニの脚身に調味料は不要。甘みと瑞々しさは別格。
越前蟹の炊き込みご飯
越前がに、コシヒカリの故郷である福井県が生んだ「いちほまれ」、鰹と昆布の出汁を加えてかまど炊きに。火を通せばカニの身はふっくら。粒が大きく粘りの強いいちほまれのご飯と合わせれば、それぞれの香りが芳しく立ち、甘みも複雑に絡んで美味しい。
越前がにのガトー仕立て マンサニージャ香るソース
ボイルしたカニの身はホウレンソウと共にドーム状に型取り、切り分けて盛り付け。活きたカニをイメージし、 “泡”でソースを作るという遊び心ある演出も粋。食材の一体感、それぞれの味わいの違いも楽しめ、クリーミーなカニ味噌のソースが味に変化をもたらす。
越前がにと谷田部ねぎのボンファム 貴婦人風
カニの身とカニ味噌を合わせ、小浜市で採れる谷田部ねぎのロースト、肉厚なカニの脚の身、フライにした香ばしい食感の谷田部ねぎを重ねて盛り付け。カニの味を引き立てる、卵、バター、生クリームのソースをかけて焼き上げた、フランスのクラシカルな一皿。
酒粕と塩麹でマリネしたふくいサーモンと越前がにのエフェロシェの筒巻き
ボイルしたカニの身をディルと共に、酒粕、塩麹でマリネしたサーモンで巻いた。ビーツ、自家製発酵リンゴで作った味わいの異なる2種のソースは酸味があり爽やか。添えられたフランス産キャビアの塩味が、カニの濃厚な甘さを一層引き立てる。
越前がにのソース タリオリーニ カニ味噌風味
カニの身をオリーブオイルで炒め、少しの白ワインと昆布の出汁で煮詰めて旨味を引き出し、パスタソースに。手打ちのタリオリーニを合わせ、最後にバター、フレッシュトマト、カニ味噌を入れた濃厚なソースがパスタによく絡み、カニ丸ごとの旨味が堪能できる。