電池推進遊覧船で三方五湖を満喫しよう!~電池推進遊覧船体験記~

観光連盟職員2名が実際に現地に赴き、体験してきました!
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電池推進遊覧船で三方五湖を満喫しよう!~電池推進遊覧船体験記~
観光連盟職員2名が実際に現地に赴き、体験してきました!

みなさんこんにちは!


この春、福井に新しい観光施設が誕生しました!

その名も「美浜町レイクセンター


今回は4月にオープンした「美浜町レイクセンター」に(公社)福井県観光連盟の職員2名が行ってきたのでご紹介します!

美浜町レイクセンターとは?

美浜町レイクセンターは2023年春にオープンした新施設!

三方五湖に隣接し、電池推進遊覧船やSSEC(小型電池推進船)の乗降口としての機能だけでなくカフェテリアやレンタサイクル、屋外デッキなど様々な設備が備えられています!



Column

野外の野鳥博物館!?三方五湖について

三方五湖は、福井県美浜町と若狭町にまたがる三方湖、水月湖、菅湖、久々子湖、日向湖の5つの湖の総称です。5つの湖は水質や水深が違い、すべて濃さの違う青色に見えることから「五色の湖」と呼ばれています。全長11.2kmの県道三方五湖レインボーライン線からその違いがよく分かり、五湖と日本海のダイナミックな景観が楽しめます。また2005年11月にはラムサール条約湿地に登録され、2019年には持続的な漁業文化が日本農業遺産に認定されました。


また、オオバンやカワウなど多くの野鳥を見ることができることから、「野外の野鳥博物館」とも呼ばれるそうですよ。

特に冬になると約1万羽の水鳥が冬を過ごすので、バードウォッチングも楽しむことができます。

野外の野鳥博物館!?三方五湖について

電池推進遊覧船とは?そのすごさを体験!

電池推進遊覧船は電気の力で海上を走る非常にエコな乗り物です。

通常の船よりも音が小さいため三方五湖の静かな空間を堪能することができます!!


電池推進遊覧船が動作する仕組みは以下の通りです。

① 美浜町レイクセンターの「太陽光パネル」で発電

② 太陽光パネルで得られた電気を「蓄電池」に蓄電

③ 蓄電池に蓄電された電気を「急速充電器」により電池推進遊覧船に充電

気になる料金は?

美浜町レイクセンターは2023年4月12日(水)オープンしました!!

乗船料は

大人1名(中学生以上):1,980円(税込)

小人1名(中学生以下): 990円(税込)

未就学児1名     :無料

障がい者手帳等保持者:通常料金の半額

一般団体(10名以上):通常料金の1割引

1隻(1便運航)貸切:50,000円(税込)

出発時刻・所要時間のご紹介

電池推進遊覧船は約45分のクルーズです。

1便目9:30~
2便目10:45~
3便目13:00~
4便目14:15~
5便目15:30~

に出発します。

遅れないようにご注意ください!

いざ!乗船!

それでは乗船!

※船に乗る際は、お気を付けください。

Column

これが運転台!

運転台を紹介していただいたのでパシャリ


すごい複雑そうですね・・・

これが運転台!

電池推進遊覧船、出発!!

  • 「ぬくみ」と呼ばれる漁のしかけ

船内ではガイドの方による美浜町レイクセンターの説明や電池推進船の仕組みをガイドさんが説明してくれます。


コースはレイクセンターのある久々子湖を出発し、浦見川を通って水月湖へと向かうコースとなっております。


また、道中では多数の野鳥を見ることができました。

しかし今回はオオバンを見ることができなかったので、皆さんは船の由来にもなったオオバンを是非探してみてくださいね!

※三方五湖では15年前まではオオバンを見ることが出来なかったのですが、ここ数年で右肩上がりで見れるようになったそうです。

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船の名前は?

今回乗船させていただいた船の名前は「coot(クート)」という名前だそうです。

名前の由来は三方五湖周辺で見ることができる幸せを呼ぶ黒い鳥「オオバン(クート)」から名前を取っているそうです。


2023年秋、2隻目の「Grebe(グリーブ)」も完成!


野鳥を沢山見ることができる三方五湖ならではの名前ですね!

船の名前は?

最大の見どころ「浦見川」

  • 浦見川の枡形

電池推進遊覧船の最大の見どころが「浦見川」です。


浦見川は幅7.2mという狭さなので、すれ違うことが出来ません。

よって一度別の船を先行させて浦見川の中に船がいないか確認してから浦見川に入ります。


浦見川の中はまるで森の中にいるような景色に。サルやイノシシ、シカがでることもあるとのことです。


今回は水月湖からの帰りに一瞬しか見ることのできない浦見川の枡形をみることができました!

ガイドさんにより場所を教えていただけますので、初めての方でもご安心ください!

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行方久兵衛の偉業「浦見川」

浦見川がある箇所は江戸時代までは丘だったそうで、当時に起こった地震により三方五湖は地震によって冠水してしまいました。溢れた水を流すため、小浜藩士の行方久兵衛(なめかたきゅうべえ)の指揮で丘を切り開き、完成したのが浦見川です。岩盤が非常に固く、難しい工事だったと言われますが、人力の2年で浦見川ができたことで水位は低下。三方五湖の周辺に新しい集落が生まれるなど、行方久兵衛の功績は地域の発展に大きく貢献しました。当時のままの姿で、今も水路として活用されています。 

行方久兵衛の偉業「浦見川」

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今回ご紹介した周辺観光スポットはこちら!!

地図を見る
  • 美浜町レイクセンター
  • レインボーライン山頂公園~三方五湖に浮かぶ天空のテラス~
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  • 福井県年縞博物館
  • 若狭三方縄文博物館
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  • 若狭国吉城歴史資料館

美浜町に誕生した新しい施設に皆様ぜひお越しください!!

電池で動くため、静かな三方五湖を楽しむことができる電池推進遊覧船

特に午前中は鏡のような湖面を見ることができるそうです。


美浜町に誕生した新たな体験をお楽しみください!

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施設名称:美浜町レイクセンター

場  所:福井県三方郡美浜町早瀬第24号4番1

営業時間:9時から17時(イベント開催時等は、変更になる場合あり)

休 業 日:毎週水曜日、および年末年始(イベント開催時は、変更になる場合あり)

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