2023年3月オープン!4つの楽しみ方ができる道の駅「越前たけふ」ってどんな場所?

2023年3月オープン!4つの楽しみ方ができる道の駅「越前たけふ」ってどんな場所?

2023年3月18日にオープンした道の駅「越前たけふ」について、徹底リサーチ! 思わず降りてみたくなる、寄ってみたくなる、道の駅「越前たけふ」の魅力を紹介します!

①道の駅「越前たけふ」について

2023年3月18日、福井県越前市に道の駅「越前たけふ」がオープンしました!北陸新幹線の新駅「越前たけふ」駅に隣接し、観光案内所や24時間の休憩室も併設されています。

2024年春に福井・敦賀駅の開業が予定されている北陸新幹線。福井県内は芦原温泉、福井、越前たけふ、敦賀を走ります。道の駅「越前たけふ」は、北陸新幹線の駅だけでなく、多くの人が行き交う主要交通網(8号線、高速道路「武生IC」、北陸新幹線「越前たけふ」)の近くに位置しているため、地元の方やドライバー、観光客など幅広い方が利用できる施設となります。


今回は、越前市観光誘客課の橋本英昭さんにご案内いただき、道の駅を隅から隅までご紹介します。では、さっそく見学してみましょう! 


②越前たけふならではの海鮮やおみやげを買おう!

道の駅「越前たけふ」の1階では、海鮮や伝統工芸品など越前ならではのおみやげを買うことができます。県内を中心におよそ50事業者の商品が並んでいるそうです。その中でも特にオススメしたいものを、2つピックアップしてみました!


1. 今だから買える激レア商品!? 「北陸新幹線開業前グッズ」

「新幹線好きにはたまらないでしょう」と言う橋本さんの手には、新幹線をモチーフにしたボールペンが。よく見てみると「越前たけふ駅」と書いてあります。他にも、芦原温泉、福井、敦賀の駅名が入ったボールペンが。橋本さんの2つ目のオススメが「北陸新幹線開業前の新幹線グッズ」です。なんでも、開業前ということがポイントらしく、レア度が高いのだとか。この1年の間にぜひお手にとってみてください!


2. いちほまれのシフォンケーキ

3つ目は、こちらの「いちほまれシフォン」です。越前市にある「森の木いちごCafe」さんが作っています。「いちほまれ」とは、福井県のお米の品種で、およそ6年かけて開発されました。その米粉を使ったグルテンフリーのシフォンケーキです。福井らしくて、おみやげにちょうどよさそうです!


ほかにも日常の食卓に並ぶものからおみやげまで、さまざまなものが並んでいました。今回紹介しきれなかったお酒や地物野菜、伝統工芸品なども売られています。ぜひ一度寄ってみてください!


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おみやげだけじゃない!越前そば、駅弁が食べられる1階のお食事処

1階ではお買い物だけでなく、「そば処越前屋」「一乃松」でお食事もできます。「そば処越前屋」では、越前そばをメインにしたメニューをいただくことができます。デザートの「そばソフトクリーム(300円)」も人気なんですよ! 素朴なそばの味がたまらなく美味しいです。もう1店舗の「一乃松」では、駅弁が売られています。近隣の駅では駅弁が販売されていないため、越前近辺で駅弁をお求めの際は道の駅「越前たけふ」で購入するのがおすすめです!

おみやげだけじゃない!越前そば、駅弁が食べられる1階のお食事処

③越前たけふならではの食事を楽しもう!

道の駅「越前たけふ」の2階は、お食事処。越前市の魚介卸売専門店・丸松さんが運営している「海鮮レストラン越前丸松」「寿司割烹丸松」があります。一押しメニューは、「海鮮丼10種盛り」! 越前港でとれたお魚をたっぷり頂けます。丸松さんの特徴は、新鮮な魚を惜しみなく豪快に切った「でかネタ」だそう。他にも、ボルガライス(オムライスの上にカツを乗せた洋食)やソースカツ丼といった福井県のB級グルメも堪能できます。また、楽しめるのは食だけではありません。2階からは広大な田んぼや日野山を眺めることができ、とても気持ちいいです。1年後には、北陸新幹線が走っている姿もばっちり見ることができますよ。


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環境にも配慮、太陽光発電でうごく道の駅

道の駅「越前たけふ」はとってもエコフレンドリーな施設。館内のエネルギーは太陽光発電が使われています! 道の駅の屋根に設置している太陽光パネルからのエネルギーと家庭で発電した太陽光を北陸電力が買い取った(通称、卒FIT)エネルギーの2つが供給源で、環境面にも配慮した道の駅になっています。

環境にも配慮、太陽光発電でうごく道の駅

④こんなところにも、越前の伝統工芸が!

道の駅「越前たけふ」には「観る」楽しみもあります。施設全体に越前エリアの伝統工芸を取り込んでいるのです。なかでも1階にある 観光案内所は必見! 見事な越前箪笥のカウンターが訪れる人を出迎えます。この観光案内所のために作られた特注品で、金具は通常の1.5倍の大きさです。また、館内では壁紙として黒い越前和紙が使われているほか、1階の海鮮売り場では、越前打刃物の包丁を使って魚をさばいているそうです。


さらに24時間の休憩所は 入口部分に打刃物の技術を使ったパネル(写真参照)、壁紙は越前和紙、建具は指物、トイレの扉には越前漆器、手洗い場は越前焼と、越前エリアの伝統工芸がすべて使われているんですよ!「越前に続く伝統工芸を、これからも大切にしていきたい」そんな想いが伝わってきます。どこにどんな伝統工芸が使われているのか? 伝統工芸を探しながら過ごすのも楽しそうです。


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福井県初!?〇〇の自販機

道の駅「越前たけふ」には、福井県初となるオムツの自販機が設置されています!(紙おむつM2枚入り/L2枚入り/おしりふき)  さすが、子育てにも力を入れている福井県。自販機は休憩所の近くにあり、24時間利用することができます。小さなお子さんづれの方も安心ですね。


福井県初!?〇〇の自販機

⑤越前の魅力がぎゅっと詰まった道の駅、4つの楽しみ方!

道の駅「越前たけふ」に行ってわかったことは、4つの楽しみ方があるということ! 新鮮な海鮮や福井のものをふんだんに使った商品を「買う」楽しみ、そして、越前そばや福井B級グルメ、海鮮丼など、ここならではの食を「食べる」楽しみ、さらに施設全体に取り入れられた伝統工芸を「観る」楽しみ、最後に越前エリアを「知る」楽しみです。


観光案内所では、越前市だけでなく、近隣地域の鯖江市、南越前町、越前町、池田町の案内を受けることができます。地域の入口として、越前市から近隣地域を知るには打ってつけの場! 案内してくださった橋本さんとお話ししていても「越前市だけでなく近隣も楽しんでもらいたい」という思いを感じました。越前の魅力がぎゅっと詰まった道の駅「越前たけふ」、旅の拠点としてぜひ足を運んでみてくださいね!





道の駅 越前たけふ

〒915-0042 福井県越前市大屋町38-5-1

TEL. 0778-43-5661 FAX. 0778-43-5662


営業時間

観光案内所:8:00〜18:00

1F物産販売所:9:00〜18:00

2Fお食事処:11:00〜22:00(ラストオーダー21:30)


川上真理子

福井県池田町に惚れこんで、2022年3月に千葉県から移住。池田町をあらゆる角度から探求するのが趣味。全く知らなかった福井県の様々な顔に、驚きと魅力を感じている福井暮らし新人。