【2025年最新版】芝政ワールドと恐竜博物館を徹底攻略 | プールに温泉、キャンプ、絶景も!
広々とした芝生に、海を見渡す絶景。恐竜がいた時代にタイムスリップしたり、温泉やグルメを堪能したり…。福井には、そんな子どもも大人も夢中になれる体験がぎゅっと詰まっています!今回の旅では、人気の「芝政ワールド」や「福井県立恐竜博物館」をはじめ、海や山の大自然の中で思いきり遊べるスポットを巡り、福井の魅力を親子で楽しむ2泊3日のコースをご紹介します!

「芝政ワールド」で一日中満喫!親子で楽しんじゃおう!
福井県北部・あわら市にある「芝政ワールド」は、目の前に日本海が広がる約56万㎡の広大な敷地を誇り、親子で一日中楽しめるアトラクションが揃うテーマパークです。
中でも注目は、リアルな巨大恐竜たちが迫力満点で登場する「恐竜の森」。国内最大級のスケールを誇るこのアトラクションは、なんと26,000㎡の広さを持ち、全長約1,000mにおよぶ森の中を自分の足で歩いて巡るウォークスルー型の体験ゾーンです。
コース内には、福井で発掘された「フクイサウルス」や、大迫力の「ティラノサウルス」、「ステゴサウルス」など、30種類以上・60体以上の恐竜たちが本物さながらに動き、次々と姿を現します。まるで1億年前にタイムスリップしたかのような臨場感に、子どもはもちろん、大人も思わず夢中に!森の中を歩きながら、太古の世界に迷い込んだようなドキドキの体験が楽しめます。
さらに、雨の日でも安心して遊べる3階建ての屋内型遊園地「キッズパラダイス」では、すべり台やボールプール、迷路など、13のアトラクションが遊び放題! まさに子どもたちにとって夢のような空間です。
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「恐竜の森」は楽しみ方がたくさん!
「恐竜の森」の楽しみは“見るだけ”ではありません。来場者が調査員「ディノレンジャー」として、この森にだけ発生する未知のエネルギー「ディノエネルギー」の収集ミッションに挑みます!集めたエネルギーの量によって、恐竜の赤ちゃんが生まれたり、冒険の証となる「恐竜カード」が手に入るなど、体験型の仕掛けも満載です。
さらに、恐竜の骨を模したトンネルや、実際に触れられる化石、霧に包まれた森を抜けると現れる巨大恐竜など、探検心をくすぐる演出がコースの随所に。研究員の作業小屋では、思わず「びっくり!」な仕掛けも待っていますよ!

「芝政ワールド」の夏といえば「プール」!
夏の芝政ワールドには、スケールもスリルも“世界級”のプールエリアが登場!
なかでも注目は、黄色と青の巨大な円錐が目を引く「ザ・モンスタースライダー」や、最大傾斜約68度の絶壁を急降下&急上昇する「ザ・モンスターウィング」。名前のとおり“モンスター級”のスリルに、思わず大人も絶叫!
もちろん、波のプールや流れるプールなど、ゆったりと楽しめるエリアも充実しています。小さなお子さま連れでも安心して遊べるのがうれしいポイント。家族それぞれの“水の楽しみ方”がきっと見つかるはずです。
さらに夏休みシーズンには、夜間営業も実施。ライトアップされた水辺は昼間とはまったく異なる幻想的な表情を見せてくれます。夕暮れから夜にかけてのひとときも、忘れられない夏の思い出になることでしょう。
芝政ワールドで遊ぶなら入口ゲートや事前にWebからも購入できる「スーパーパスポート」がおすすめ。入場料込みでアトラクションからプールまで楽しめるのでお得です。海風を感じながら、大人も子どもも思いきり遊び尽くしましょう!
「芝政ワールド」からも近い、親子で楽しめるスポット
1日目の夜は「あわら温泉」で名湯と海の幸を堪能する
芝政ワールドでたくさん遊んだあとは、ゆったりと温泉へ。
福井を代表する名湯「あわら温泉」は、明治時代から続く歴史ある温泉地で、今では“関西の奥座敷”とも呼ばれるほどの人気を誇ります。全国から年間約80万人が訪れるこの地には、宿ごとに異なる源泉を引いた多彩な湯めぐりが楽しめるのも魅力のひとつ。肌にやわらかく、ほのかにとろみを感じるお湯が、一日の疲れをじんわり癒してくれます。
さらに旅の楽しみといえば、やっぱり食。夏は甘エビやぐじ(甘鯛)、イカなど、福井ならではの新鮮な海の幸が味わえます。湯上がりに浴衣姿で、地元の味をゆっくりと味わうひとときは、体の芯からほどけていくような至福の時間。さまざまなメニューが楽しめる「湯けむり横丁」へふらりと足を伸ばしてみるのもおすすめです。
2日目は「福井県立恐竜博物館」で本格的な化石体験
福井を代表する観光スポット「福井県立恐竜博物館」は、国内外から多くの人が訪れる恐竜の聖地。館内には、全身骨格50体を展示する大迫力の展示ホールをはじめ、3面スクリーンに映し出されるCG恐竜映像が楽しめる「ダイノシアター」、本物の研究者気分が味わえる体験施設など、見どころがたっぷり詰まっています。
新たに増設された新館ドームでは、より多角的に恐竜の世界を学べるエリアが登場。絵本から専門書まで揃った図書室では、親子でゆっくりと知識を深めることもできます。なかでも人気なのが、化石研究を体験できる「ラボ」エリア。実際に研究現場で使われている道具を使って、化石発掘や化石クリーニング、さらにはX線CTで化石の内部構造を調べるといった本格的な体験が可能です。子どもから大人まで、夢中になること間違いなし。
さらに、ガラス越しに貴重な標本が並ぶ収蔵庫を見学できたり、企画ごとにテーマが変わる特別展示室も併設。恐竜好きにとっては、一日では足りないほどの充実度です。
「福井県立恐竜博物館」からも近い、親子で楽しめるスポット
大自然を満喫!手ぶらで「キャンプ」
豊かな自然に恵まれた福井県には、初心者からベテランまで楽しめるキャンプ場が数多くあります。中でも、恐竜博物館から車で約40分の場所にある「ルポの森」は、ドーム型グランピング施設。テントを張ったり火を起こしたりする手間なく、誰でも気軽にアウトドアの魅力を味わえます。
テーマは、“もっと、アウトドアを自由に”。森に囲まれた静かなロケーションに、ドーム型のラグジュアリーグランピング、宿泊棟、本格的なキャンプサイトが揃い、過ごし方のスタイルもさまざま。自然の中でゆったりとリトリート時間を楽しめるのが魅力です。
敷地内には、地下約1,000mから湧き出る美山森林温泉「木もれび」があり、貸切風呂(有料)も完備。遊び疲れた体をじんわりと癒してくれます。
食事は、旬の地元食材をふんだんに使ったこだわりのメニューを用意。手ぶらでOKの食材付きプランや、持ち込み・レンタルが選べるスタイル自由なキャンププランなど、自分に合った楽しみ方がきっと見つかります。
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ホテルでも恐竜の余韻に浸る
“恐竜王国”福井ならではの宿泊体験として注目を集めているのが、「恐竜ホテル」。エントランスでは恐竜が元気にお出迎えしたり、部屋全体が恐竜の世界観で彩られているなど、ホテルごとにさまざまな仕掛けが施されています。
なかでも人気なのが、恐竜モチーフのアートやグッズに囲まれた「恐竜ルーム」。恐竜のデザインやぬいぐるみ、絵本がそろい、まるで博物館の続きのようなワクワク空間が広がります。子どもたちは大喜びで、チェックアウトの朝に「帰りたくない!」と名残を惜しむ姿も少なくありません。
恐竜博物館を訪れたその余韻のまま泊まるのも良し、宿泊の翌日に博物館へ向かい、わくわく気分を高めるのもおすすめ。どちらのパターンでも、恐竜づくしのひとときは、ご家族の心に残る特別な思い出になること間違いなしです。

旅の締めくくりは、福井のご当地グルメでおなかも心も大満足
たくさん遊んだ福井の旅。最後は、地元ならではの美味しいものを味わって締めくくりましょう。
まずは、たっぷりの大根おろしに削り節、刻みネギをのせた「越前おろしそば」。さっぱりとした味わいが、遊び疲れた体にやさしく染みわたります。そして、福井っ子にとってはおなじみの「ソースカツ丼」も外せません。特製ソースがサクッと揚がったカツにしっかりと染み込んだ一杯は、子どもたちにも大人気。
甘いものが欲しくなったら、「あべかわ餅」をぜひ。やわらかなお餅に黒蜜ときな粉をたっぷりかけた素朴な一品で、夏の“土用餅”としても親しまれています。
思い出もおなかも満たされて、家族の笑顔がこぼれる。そんな“おいしいエンディング”が、福井の旅を一層忘れられないものにしてくれるはずです。