ふくい桜マラソン2025を楽しもう!
ふくい桜マラソンは「福井発の全国に誇れるとんがったフルマラソン」「全都道府県で一番最後だけど一番新しい、新世代のフルマラソン」「はしる、みる、ささえる+つながるフルマラソン」を大会コンセプトに実施する42.195kmのマラソンです。
ふくい桜マラソンを機に初めて福井を訪れる方も多いはず。「マラソンと一緒に福井を満喫してもらいたい!」そんな思いを込めて、魅力あふれるコースの見どころや、マラソン前後のお楽しみでもあるグルメ・温泉・観光など、ランナーも応援する人もみんなが福井を楽しめる情報をお届けします。

①ふくい桜マラソン2025ってどんなマラソン?
「ふくい桜マラソン」は、2024年3月、北陸新幹線福井・敦賀開業を契機にスタートした福井県初の大規模都市型フルマラソン大会です。第2回大会となる「ふくい桜マラソン2025」には国内外から15,447人がエントリー(3種目の合計:マラソン(42.195km)、5km、1.5km)。
国内外のランナーの皆さんが、それぞれの「かける思い」を咲かせるため、春爛漫の福井を駆け抜けます。
大会の顔ともいえるマラソンコースは、福井の玄関口「福井駅」を発着点として、桜の名所である足羽川や北陸唯一の現存天守・丸岡城、北陸新幹線と並走できる新九頭竜橋を巡り、コースの軌跡を俯瞰して見ると恐竜の形に見える、まさに福井の魅力が詰まったコースになっています。
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豪華な顔ぶれが並ぶプロデューサーや公式サポーター
大会プロデューサーは、プロランナーとして活躍する大迫傑選手。日本人初のマラソン2 時間5分台のタイムを出すなど、数々の記録を持つ国内屈指のランナーです。大会ポスターにも登場し、力強い眼差しで前を見つめる表情が印象的です。
他にも、スポーツ選手、動画クリエイター、アイドルなど、さまざまな福井県出身の著名人が大会公式サポーターとして大会を盛り上げます。活動が楽しみですね!
大会公式サポーター(五十音順)
大南博美さん、大南敬美さん(O/Nズ ランニングクラブ)/栗原陵矢さん(野球・福岡ソフトバンクホークス所属)/さくらいと(アイドル)/清水邦広さん(バレーボール・大阪ブルテオン所属)/福井のカズさん(動画クリエイター)/見延和靖さん(フェンシング ・NEXUS FENCING CLUB所属)/山口茜さん(バドミントン・再春館製薬所所属)
②大会の魅力
大会の魅力は大きく3つあります。
〔1つ目:初心者でも参加しやすい設定(制限時間7時間!)〕
マラソン(42.195km)はどうしても敷居が高く感じますが、ふくい桜マラソンでは制限時間が7時間と他大会に比べ長めに設定されています。また、コースの高低差は最大15m(最高21m、最低6m)と、フラットで走りやすく、初マラソンのランナーだけでなく、記録更新を狙うランナーにも最適なコースです。
1km毎のペースだと約10分。自分のペースでトレーニングを行うことで、どなたでも完走を目指すことができます!
〔2つ目:地域のおもてなし〕
コース沿道に2か所の「応援ステージ」と20か所の「応援スポット」を設け、多彩なパフォーマンスと地域の皆様のあたたかい声援で、ランナーの皆様の完走を力強く後押しします。
また、大会には約3,000人のボランティアのご協力をいただき、コース沿道やエイドステーションなどで、ランナーの皆様をあたたかくお迎えします!
〔3つ目:ご当地給食でのおもてなし〕
コース上13箇所にドリンクや塩分タブレット等を提供するエイドステーションを設けます。
そのうち「さくらエイド」と称する給食所では、福井自慢の「食」を提供してくださる企業様のご協力のもと、ご当地給食等を提供します。
福井銘菓やソースカツ丼、越前そば、厚揚げなど、福井グルメが盛りだくさん。
次のエイドステーションまでワクワクしながら走ることができます!
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2023年度の中部・北陸・東海地区でナンバーワン!
前回「ふくい桜マラソン2024」は初回の開催であったにも関わらず、全国最大級のランニングポータルサイト「RUNNET」の大会レポ(口コミ評価)では88.5点と、2023年度に開催された中部・北陸・東海地区のフルマラソン大会でナンバーワンとなりました。
特に評価が高かったのは、「ボランティア・スタッフのおもてなし」、「沿道での応援」、「エイドステーション」など、まさに大会の魅力が評価された形となりました!

③マラソンの後は銭湯で身も心もリフレッシュ!
フィニッシュ後は、銭湯で気持ちよく疲れを癒やしたい方も多いはず。夕飯までの時間にひと汗流せる福井市内の銭湯を紹介します。サウナやマッサージ、お食事処などを備えた銭湯で、マラソン後の時間も充実させましょう!大会当日はもちろん、前後泊の際にもぜひご活用ください。
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旅の満足度を高めてくれる、福井の名湯
せっかく福井を訪れたのなら、少し足を伸ばして福井が誇る名湯を楽しむのもおすすめ。あわら市の「あわら温泉」は、2023年に開湯140周年を迎えた県内随一の温泉街。各施設ごとに多様な温泉が楽しめ、気軽に立ち寄れる足湯施設もあります。JR福井駅からJR芦原温泉駅までは電車で16分。新幹線が開業したばかりの芦原温泉駅前の賑わいも合わせて楽しめますよ。
また、日本海沿岸には絶景を楽しめる温泉も。坂井市三国町の「三国温泉ゆあぽーと」、越前町の「越前温泉露天風呂 漁火」、福井市の「越前水仙の里 波の華温泉」などの施設では、眼前に広がる雄大な日本海を眺めながらゆったりくつろげます。

- お風呂のデパート たきのゆ
- 創業88年、地元の人たちに愛され続ける地域密着型銭湯。全国的にも珍しい熱めとぬるめの2種類がある高濃度炭酸泉風呂や、日替わりの漢方が入った薬湯、寝風呂など、お風呂の種類の豊富さはまさにデパート級。サウナはオートロウリュ機能付きで、大人450円という入浴料金の安さも魅力です。JR福井駅よりバス5分「有楽町本町」下車徒歩2分。
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- 越のゆ 福井店
- 高濃度炭酸泉と高温サウナが人気のスーパー銭湯。サウナとセットで楽しみたい水風呂は、九頭竜川を水源とする井戸水を使用しており、その冷たさが評判です。福井グルメの越前おろしそばやソースカツ丼をいただける食事処でお腹を満たしたら、足ツボや整体で疲れを癒して。JR福井駅よりバス19分「高柳町」下車徒歩1分。
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- ゆけむり温泉 ゆ〜湯
- 地下1,100mから湧き出る天然温泉が自慢の温泉リゾート施設。大浴場や露天つぼ湯などバラエティに富んだ7種のお風呂やサウナのほか、エステなどのリラクゼーションも充実しています。和食や焼肉の食事処に、宿泊可能な和洋の個室まで備えており、旅の宿としてもおすすめ。JR福井駅よりバス20分「社中央」下車すぐ。
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④福井に来たならはずせない、福井グルメ
マラソンのスタート/ゴール地点となる福井市中心部は、数多くの飲食店が立ち並ぶエリア。マラソン前日の腹ごしらえに、完走後のご褒美に、福井の美食を堪能してください。
新幹線開業とともに再開発が進む福井の玄関口、駅前エリア。訪れる人皆大歓迎のムードが漂い、駅周辺の飲食店や居酒屋、駅隣接の商業ビルでは、福井名物のソースカツ丼や越前おろしそば、海の幸や地酒など、福井らしい品々を気軽に味わえます。旅行客に嬉しい、ソースカツ丼とおろしそばのセットを提供しているお店も。福井発の焼き鳥店「やきとりの名門 秋吉」で“焼き鳥片手にビール”もいいですね。アクセスの良さも嬉しいポイントです。
JR福井駅から徒歩15分ほどの繁華街、片町エリアではディープな福井を堪能できます。地元の海の幸、山の幸をふんだんに使い、趣向を凝らしてもてなしてくれる名店や地元民が足繁く通う人気店がずらり。地元民との交流を通してローカル気分を味わいながら、更けゆく夜を楽しんでください。
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小腹が空いたら気軽につるっと「越前おろしそば」
しっかり食事を取るほどではないけれど、軽くお腹に入れておきたい時におすすめなのが、福井のソウルフード「越前おろしそば」。香り高くコシのあるそばにたっぷりの大根おろしと刻みネギを乗せ、上から冷たい出汁をかける“ぶっかけスタイル”が定番です。大根おろしのピリッとした辛みでさっぱりといただける一品です。
実は福井はそば大国。県内のあちこちにそば屋があり、おろしそばはどのお店でも定番メニュー。一杯500〜700円ほどでお財布にも優しいので、お時間に余裕のある方はぜひ食べ比べも楽しんでみてください。

⑤マラソン翌日はまったり福井観光を
完全燃焼した翌日は、無理せずゆっくりと観光を楽しんで。福井駅から気軽にいけるおすすめの観光スポットを紹介します。
福井駅からバスで25分、福井市一乗谷にある「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」では、戦国時代に越前の国を支配した朝倉氏の歴史と、ほぼ完全な形で発掘された貴重な城下町の遺跡について楽しく学べます。原寸で再現された朝倉氏のお館や、本物の石敷遺構の露出展示が見どころです。
福井駅から直行バスで30分、永平寺町にある名刹「大本山永平寺」は、曹洞宗の大本山であり、七堂伽藍と呼ばれる建物を巡りながら参拝します。大きな特徴は、雲水と呼ばれる修行僧が日々修行に励む修行道場であること。座禅や写経の体験もおすすめです。
福井ならではの伝統産業に親しむなら、ものづくりが盛んな丹南エリア(鯖江市・越前市)へ。鯖江市は眼鏡や漆器、越前市は和紙や打刃物の産地で、見学可能な工房や展示施設ではその土地に息づく伝統を肌で感じることができます。どちらの産地も福井駅から車で1時間以内で行くことが可能です。
JR福井駅、JR芦原温泉駅、JR越前たけふ駅、JR敦賀駅の4駅は、観光情報の発信基地でありお土産の品揃えも充実しています。観光の拠点にしながら、最後までめいっぱい福井を楽しんでくださいね!