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【最速レポ】福井県立恐竜博物館がリニューアルオープン!見どころをご紹介

2023年7月14日にリニューアルオープンする恐竜博物館をいち早く取材してきました。新しくなったところをチェックしてあなたも恐竜博物館へGO!

【最速レポ】福井県立恐竜博物館がリニューアルオープン!見どころをご紹介

大森 望央 -Mio Omori-

ふく旅ライター「ミーハー担当(自称)」
生まれ育って今も暮らす福井駅前情報や、街をとび出し福井県全域の話題のスポットをお届けしていきます٩( ᐛ )و~♪

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大森 望央  -Mio Omori-

リニューアル見どころポイント10をご紹介

福井県といえば「恐竜」ですよね。福井観光で絶大な人気を誇るスポットといえば福井県立恐竜博物館!2024年春の北陸新幹線福井・敦賀開業に向けてより一層たくさんの方に恐竜の世界をたのしんでもらおうと2022年12月初旬から恐竜博物館はお休みをしていましたがいよいよ2023年7月14日(金)にリニューアルオープン!!

プレオープンでお披露目された新しくなったポイントをご紹介します。

1)新館ドームが増設!

  • 右にある卵型ドームが新館です

正面にあるドームの右手に新しい銀色のドームが誕生しました!2つのドームは中で繋がっていて行き来することが可能です。新しい展示室や体験室は新館のなかにあります。

2)迫力満点の「恐竜の塔」

新館の中は3階建てになっています。エスカレーターのそばには1階から3階まで届く高さの「恐竜の塔」と呼ばれるシンボルモニュメントが立っていて、塔には福井県で見つかった恐竜5体と鳥1羽があしらわれています。上からフクイラプトル、フクイプテリクス、フクイベナートル、フクイサウルス、コシサウルス、フクイティタン。すべて実物大です!

ふく旅ライター みお
1番下に立っているフクイティタンが迫ってくるような、大迫力の写真を撮ることができますよ!

3)見える収蔵庫

恐竜の塔の正面向かって左手には一部壁がガラス張りになっている収蔵庫があります。こちらは化石や骨格など博物館が収集した標本や資料を保管するための場所です。ガラスに面して恐竜たちも並んでいますよ。

4)3面ダイノシアター

1階と2階が吹き抜けになっている特別展示室では、特別展を開催していない時期にはCG恐竜映像が映し出されます。コの字に囲まれた3面×高さ9m×横16mの巨大特設スクリーン内で実物大の恐竜が動き回る様子は、まるで恐竜の世界へと迷い込んだよう!演出も必見です!

5)本格的な化石研究体験

新館には体験施設がオープン!化石クリーニング・CT化石観察・T.rex頭骨復元(4月下旬〜11月上旬開催)・化石発掘プラス(11月中旬〜4月中旬開催)の4つのメニューがあります。T.rex頭骨復元と化石発掘プラスは半年ごとに交互に開催されるので、3つのプログラムを常時体験できます。どれも研究員の方がこだわってつくりあげたプログラムで、体験というよりかはむしろ研究作業のトレーニングとなるような本格的な内容となっています。

体験ブースへとつづく通路には実際に化石発掘の際に使用される道具が並んでいます。中に入るだけでワクワク!

・化石クリーニング

化石は岩の中に入っているので、研究のためにはまずは中から化石を取り出す必要があります。岩を削る作業「クリーニング」をここではプロ仕様の道具を使って体験ができます。本格的なエアーツールを使って岩石を削って恐竜の歯(レプリカ)を取り出します。

・CT化石観察

CT画像から化石を壊すことなく内部が観察できるので、近年は化石の研究にCTが重要になっています。ここでは研究員さながらタッチパネルでくるくる化石をまわしながら化石の内部を観察することができます。

・T.rex頭骨復元

実物大のティラノサウルス・レックスの頭骨を組み立てながら、骨のパーツを正しい位置に置いて解剖学的特徴を学ぶことができる体験です。モニターで説明を聞きながらアトラクションのような感覚で研究をたのしめます!

ふく旅ライター みお
11月中旬からスタートする化石発掘プラスもとてもたのしみです!恐竜発掘現場の石を割り、化石を見つけ、見分ける作業ができるそうですよ。

・化石研究体験のお申し込み方法

これらの体験は研究員の方が実際に行っている本格的な作業に近いため、難易度と安全面からお申し込みは小学生以上が対象(小学生は保護者の方もしくは保護者に相当する大人との同時申し込みとなり、中学生以上はご本人のみで体験可能です)となっています。

一度で購入できるチケットは4名分まで(4名1テーブルのため)で、それ以上の人数の方は分けての申し込みとなります。

化石発掘体験のお申し込み等、詳しくは福井県立恐竜博物館のホームページをご確認ください。

6)常設展示もリニューアル!動くティラノサウルス

2000年にオープンした恐竜博物館のメインとなる常設展示も大幅に変更されています。

まず初めにお出迎えしてくれる動くティラノサウルスの周囲の景観が変わりました。以前あった周りを囲む円形の壁がなくなり、ドーム内全体が広々と見渡せます

7)恐竜骨格が50体に増加!配置や姿勢変更も

  • タルボサウルス
  • サウロロフス
  • 福井県の恐竜エリア
  • フクイベナートル

1階の恐竜の骨格はこれまで44体でしたが50体に増えました

また、福井県立恐竜博物館はアジアの恐竜を中心に展示しているのですが、その特色をさらにアピールできるようアジアを代表する大型の獣脚類であるタルボサウルスと同時代の鳥脚類サウロロフスが中央部のティラノサウルスの両脇に移設されました。また、移設にともないタルボサウルスはさらに躍動感のある姿勢に変更・改修されています。

他にも福井県の恐竜エリアにあるフクイベナートルも、よりリアリティーを追求すべく脳の形をより忠実に、また姿勢も見やすいように変化しています。

8)日本初公開!ブラキロフォサウルスのミイラ化石

草食恐竜ブラキロフォサウルスの実物ミイラ化石が日本初公開となるのも今回のリニューアルの目玉です!横から、併設されている台にのぼって上からさまざまな角度でじっくり鑑賞することができます。

ふく旅ライター みお
悠久の時を超えて私たちの目の前に展示されていると思うと浪漫を感じました。

9)レストランのメニューと空間がさらに魅力的に

  • 右)スピノサウルスカレー、左)大地の夜明けベジカレー
  • 厚揚げライスバーガー
  • 恐竜の歴史をたどるケーキ

レストランはこれまでの3倍以上の広さとなり、メニューもパワーアップ!恐竜を感じ、福井を味わうメニューが盛りだくさんとなっています。

特に一押しのメニューが、福井県奥越産コシヒカリと勝山古代米をブレンドしたスピノサウルス型ライスが特徴の「スピノサウルスカレー|税込1,250円」、福井県の地元食材である厚揚げ(厚さ6㎝!)をライスで挟んだ和テイストの巨大ライスバーガー「厚揚げライスバーガー|税込1,000円」、三畳記から恐竜滅亡までの歴史をたどる自分でつくる体験型スイーツ「恐竜の歴史をたどるケーキ|税込1,600円」です。

他にもオリジナルメニューがいっぱいですよ。

10)ミュージアムショップの恐竜グッズがパワーアップ

  • まねっこフクイラプトル
  • フィギュア
  • ぬいぐるみ
  • 羽二重餅
  • うるしぬり箸
  • アニア恐竜シリーズ
  • Tシャツ
  • 恐竜アート

ミュージアムショップも2倍以上に拡大し、恐竜のフィギュアや文具、お菓子など思わず手に取りたくなる商品やキャップや恐竜アートなどここでしか手に入らないオリジナル商品もあります

数ある商品のなかで私が気になったのが福井県立恐竜博物館オリジナルの「まねっこフクイラプトル|税込3,850円」。話しかけるとモノマネをしながらぴょこぴょこ動き、とっても可愛いです!

訪れた思い出やお土産に是非ミュージアムショップをご活用ください。

入場に関してなど詳しくは訪れる前に公式ホームページをチェック

常設展、化石研究体験、野外恐竜博物館等の観覧券は福井県立恐竜博物館のホームページの観覧券販売ページから購入できます。入場時間や交通情報などもホームページに掲載されているので必ず訪れる前にご確認ください。

この夏はみんなで恐竜博物館へGOー!!

ふく旅ライター みお
人気の常設展示コーナーや野外恐竜博物館もこれまで同様たのしめますよ。恐竜博物館に行ったことがある方も、ない方もどちらの方もたのしめる今回のリニューアル!是非、足を運んでみてくださいね。
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  • 福井県立恐竜博物館

大森 望央 -Mio Omori-

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大森 望央  -Mio Omori-

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