【福井駅BAR】女子会でも、おひとりさまでも、新幹線の待ち時間にお仕事帰りに楽しめる!福井駅近のおすすめバー5選
福井駅から歩いていけるエリアで、女性同士でも、思い立ったときふらっとでも、カジュアルにお酒やスイーツを楽しめるバーをご紹介します。お仕事帰りに新幹線の待ち時間にどうぞ。

桜子
福井観光おもてなしガイド認定。お蕎麦と日本酒好き。
福井の食、人、コトをご紹介していきたいです。

【THE LOUNGE & BAR】福井の摩天楼をマイ・サードプレイスに!
福井駅から徒歩わずか2分。28階建てビル「FUKUMACHI BLOCK」の高層階に広がるのは、2024年3月、北陸新幹線開業同時に、福井県初の外資系ホテルとしてオープンした「コートヤード・バイ・マリオット福井」。2025年7月、北陸地域初の女性総支配人である野中あずささんが就任。洗練されたな空間に、きめ細やかな温かいホスピタリティが加わり、福井らしい個性が感じられるおもてなしが光ります。ホテル6階に位置する「THE LOUNGE & BAR」は、福井の空に最も近いバー。伝統工芸がしっとりと融合するモダンなインテリアと静かなたたずまいは、観光やお仕事のクールダウンにもぴったりです。
「THE LOUNGE & BAR」のスタッフはすべて女性。凛とした空間でありながらも、居心地の良い温かな空気感は、女性スタッフならではの心遣いと、ホスピタリティならでは。カウンターで一杯一杯に想いをこめてカクテルを作っていらっしゃるのは、女性バーテンダーの桒原千栄(くわはら ちえ)さん。キリっとシェーカーを奏でる姿も、エレガントで絵になります。桒原さんは、国内でも歴史のある「サントリーカクテルアワード」や全国111のマリオット・インターナショナルのホテルが参加、サスティナブルをテーマに技を競う「サスティナブルバーテンダーコンペティション日本地区大会」で10名のファイナリストに選出されるなど、技術もセンスも折り紙付き。ご自身はジンベースのカクテルがお好きだそうです。雰囲気抜群のラウンジで、桒原さんに作っていただく心のこもった一杯は、日常をちょっと特別な時間に変えてくれそうです。
- 桒原さん

- 「サスティナブルバーテンダーコンペティション日本地区大会」は、未来に向けて持続可能な《サスティナブル》がテーマ。へしこの糠や大根おろしや日本酒を素材に、福井らしさも伝わるカクテルを考案しました。
これから秋も深まっていく時期のシーズナルドリンクとして、まず最初に、レンジリキュールと赤ワインがベースの赤ワインクーラー(1,200円・税込)を作っていただきました。(写真右)
チャージが無料も嬉しいです。秋に紅色は似合いますね。八角がチャームポイント。フルーティで、かつスッキリ、甘すぎず飲みやすいです。
透明感が美しい「チャイナブルー」(1,200円・税込)。ライチリキュール、ブルーキュラソー、グレープフルーツをベースに、陶磁器の青色をイメージしたカクテルだそうです。ほろ苦さの中に甘やかさがあります。お酒の苦手な方に向けて、ノンアルコールのカクテル「バージンブリーズ」(1,000円・税込〜)をはじめとする、アルコールなしのカクテルを作っていただけます。本日は紅茶ベースのドリンクで。アイスティーより華やかな香りとまろやかな口当たり。キリッとした透明感で、美味しくいただけました。どのカクテルも宝石のようで眺めていたくなります。カクテル以外にもビールやワイン、日本酒、ウイスキー、ソフトドリンクなど豊富です。
フードが充実しているのも魅力。ミックスサンド(1,600円・税込)やコートヤードバーガー(2,800円・税込)といった軽めの一品から、黒毛和牛ミンチのボロネーゼ パルミジャーノ・レッジャーノ(1,800円・税込)などのパスタ系、また地元素材をアレンジした福井県産トマト「越のルビー」とモッツァレラのカプレーゼサラダ(950円・税込)、小浜の矢代産特上へしこと半熟卵を使ったオリジナルシーザーサラダ(950円・税込)まで揃います。お酒と合わせるなら「スモークサーモン」「ポテトサラダ」「海老とレンコンのアメリケーヌ」がいただけるアペタイザー3種盛り(1,200円・税込)がおすすめ。1種類(500円・税込)から5種盛り(2,000円・税込)もあり、満足感があります。コーヒーや紅茶がついたケーキセット(1,600円・税込)は、お食事の後にゆっくり過ごしたいときにぴったりですね。席数は70席以上あり、二次会にも便利です。ホテルでありながら、手の届きやすいお値段も嬉しいです。
本格的な夜のバーだけではなく、さまざまなシーンで訪れることができる「THE LOUNGE & BAR」では、祝祭日をのぞく日曜と月曜から木曜の17時から19時限定で「ハッピーアワー」を開催。通常2,000円以下のドリンクがすべて800円(Japanese Whiskeyをのぞく)、フードメニューも20%オフだそうです。夕方には、白山を望む壮麗な景観を楽しむことができ、夜には福井でいちばん空に近い場所の夜景も楽しめる一石二鳥のプラン。新幹線の待ち時間や、仕事・お買い物帰り、一日の終わりにほっとしたいとき。サードプレイスとしても最適な場所ですね。
昼間の「THE LOUNGE & BAR」では、季節ごとに内容が変わる「アフタヌーンティー」を開催。時間帯は14時から17時(最終受付16時)、料金は(5,800円・税・サービス料込)です。1日30食限定なので、予約必須です。福井の旬の食材を丁寧に活かしつつ、海外のエッセンスをさりげなく香らせたスイーツやセイボリーは、まるで小さな物語のよう。2025年9月16日(火)からは、秋の宝石「シャインマスカットアフタヌーンティー」が登場します。 秋のちょっと贅沢なひとときを楽しんでください。福井に、新しい楽しみ方と心地よい時間を提案してくれる「THE LOUNGE & BAR」さまざまなシーンで、気軽に訪ねてみてはいかがでしょうか。(2025年9月現在の情報です。詳細は公式サイトをご確認ください。)
THE LOUNGE & BAR
住所:福井市中央1-3-5
コートヤード・バイ・マリオット福井16階
営業時間:月~金 12:00~23:00(LO 22:30)土日祝:11:00~23:00(LO 22:30)
チャージなし
席数:カウンター6席 ボックス 70席対応
【THE BAR 灯火】福井を感じるお店で、本格的なお酒を
福井駅西口から徒歩1分。新幹線の待ち時間や、福井の夜の楽しみに、正統派のオーセンティックなバーでありながら、肩のこらない心地良いひとときを楽しめるお店が「The バー・灯火」。和モダンな雰囲気の店内は、オーナーの松浦さんの「福井らしさを大切にしたい」という思いから、笏谷石や越前和紙を壁紙にあしらった落ち着いたシックな空間。カウンターの前には300種類のお酒のボトルが美しく並びます。
オーナーの松浦宏輔さんが、やわらかな物腰の接客で迎えてくれます。松浦さんはお酒文化や人間心理、人と話すことの奥の深さに魅せられ、バー開業を志望。名古屋や福井の名店で修業を積み、2021年、34歳で開業しました。
- 松浦さん

- お客様とお話するなかで、お好きな味をお伺いしたり、アルコール度数などの希望も聞きながら、飲みたいものをイメージしていただいています。なんでも気軽に相談してください。
季節のフルーツカクテル。今の季節は「梨のカクテル」(1,300円・税込)が登場です。梨を丁寧にすりおろし、相性の良い福井の日本酒をプラス。秋の月のような金箔もあしらわれています。梨の魅力がぎゅっと一杯に閉じ込められ、品のある甘さが口のなかに広がります。果肉感もあるので、スプーンで味わいながらいただきます。
松浦さん「8月後半から秋にかけては、芦原温泉近くにある「konchan-farm」で栽培された、甘みの濃い梨が手に入るので、その梨を使ったカクテルを作ってみますね。フルーツ本来の良さを活かせるように、なるべく余計なことはせずに、存在感を大切に作っています。福井の日本酒は辛口が多いのですが、少し甘めの日本酒とあわせることで、果実の魅力をひきたてています。」
梨以外にも、季節にあわせて桃や沖縄のパイナップル、マンゴーを使ったフルーツカクテルも人気だそうです。福井の素材や食材の美味しさをカクテルとして表現し、訪れる人に福井の魅力を伝えていきたいとお話される松浦さん。お酒に詳しくなくても大丈夫。わからないことがあったら松浦さんに聞きながら、自分だけの一杯をぜひ、見つけてみてくださいね。自分だけの一杯を見つける楽しみも。ここでしか味わえない、果実の美しさと福井の香りを堪能してみてください。
店舗情報
THE BAR 灯火
住所:福井市大手2-6-5 プラザホテルビル2階
営業時間:月~土 19:00~2:00(LO 1:30)
定休日:日・不定休
席数:カウンター 6席 テーブル 8席
チャージ:1300円・税込(お菓子、おつまみつき)
【ビストロSalice】ゴージャスなソファで、おしゃれな夜パフェ!
カクテル一杯から、〆のスイーツまで――。2019年に福井の繁華街「片町」の一角に、男性主体のお店の多い片町で「女性が安心して過ごせる空間をつくりたい」という思いから、女性目線のスイーツバーをオープン。当時、札幌で流行していた「夜の〆パフェ文化」をとりいれ、福井の夜に新しい楽しみ方を提案してきた「Salice」が、2025年3月から「Bistro Saliccie(ビストロ・サリチェ)」として生まれ変わりました。オーナーは、やな川なお子さん。店名は、お名前の「柳(やなぎ)」にちなみ、イタリア語で柳という意味の“サリチエ”を重ねました。地下の階段を降りると、店内はホテルのように広々としたラグジュアリーな空間。身体が沈み込みそうなリッチなソファや、美しいボトル、シャンデリアが煌めくカウンターを目前に、ちょっと重役気分で季節を彩るパフェをいただけます。夜10時前はチャージ(800円)と、気軽に立ち寄れるのも嬉しいポイントです。
さらに注目は、2か月ごとに内容が変わる夜パフェ。シャインマスカットや巨峰、いちじく、桃など、市場から仕入れる粒の大きな上質なフルーツをふんだんに使用。ホイップを使わず、甘すぎない仕立てで、お酒との相性も抜群です。男性にも人気が高いとか。季節にふさわしい、シャインマスカットといちじくのパフェ(2,600円・税込)を作っていただきました。ひと口運べば、なめらかな甘さのいちじくに、高級なシャインマスカット。香りも甘みもダイレクトに楽しめる、贅沢なパフェです。瞬間の期待感と、口に広がるフレッシュな甘さは、まさに季節の主役にふさわしい味わいです。果実のまわりの透明なゼリーも手作り。ふわっと、ほどけていくような口当たりです。
人気メニューのひとつ「苺のカクテル」(1200円・税込)は、ウオッカやラム酒に、国産いちごの甘やかな香りと果肉感がマリアージュ、とってもジューシーです。やな川さん「水で薄めていないので、最後まで濃いままの苺そのものの風味を味わっていただけます。」ビストロ・サリチェ のパフェは、本当におしゃれで美味しいので、ぜひ、こころときめく時間を過ごしてください!
BistroSalice(ビストロ・サリチェ)
住所:福井市順化1-15-1 KIHACHIビル
定休日:日曜・月曜・火曜・祝日
営業時間:平日(水~木)20:00~1:30
週末(金・土)20:00~3:00
チャージ:22時まで800円 22時以降1000円
18:00~団体予約可能
TEL:0776-43-6686
【SOMEN BAR 白線屋】片町発!大人の締めそうめん文化
片町の少しひっそりとした路地のビルの上階に、2025年2月6日にオープンしたばかりの「SOMEN BAR 白線屋(ソウメンバー ハクセンヤ)」。清潔感のある和モダンな店内はカウンター中心で、一人でも気軽に立ち寄れる落ち着いた雰囲気です。ジャズをはじめとする心地よい音楽も流れ、18時の開店から21時まではチャージがなしで、軽く素麺を楽しむこともできます。お店の名前の由来は、『SOMEN』でそうめん専門店であることを伝え、『白線屋』には、素麺の“白い一本の線”をスタートラインに見立て、新しい道を踏み出す象徴という思いが込められています。
店主の海崎健さんは、以前は商社にお勤めでしたが55歳で独立。素麺とお酒を組み合わせた新しい飲食スタイルのお店を57歳で開業しました。家庭で食べるイメージが強い素麺を、外食として楽しめる文化に変えたいという思いから、全国の素麺を食べ歩き、特に神戸の繁盛店『Kitasan素麺』では大きな学びを得ました。「食べてみて、まず美味しいと思ったこと、素麺をワンディッシュで魅せるこだわりと視点に、素麺は家庭で食べるものという概念をくつがえせると思いました。」と海崎さん。ここで2か月の実務経験を積み、麺の茹で方や提供スタイル、店の動線やビジネスモデルを学び、福井でもワンディッシュスタイルの素麺を提供しています。感謝を込め、メニュー表には「respect Kitasan素麺」と記載。「遠くからでも告知のお手伝いをし、良い関係を続けたい」と話しています。
- 海崎さん

- 素麺とお酒の相性も抜群です。迷ったらシングルモルト「グレンモ―レンジ」と合わせるのがおすすめ。お酒の飲めない方に向けて
ノンアルコールのドリンクもご用意しています。
白線屋の素麺は、冷水でしっかり締めることでコシと風味を引き出し、締めの一杯としてもお酒との相性抜群。ワンディッシュスタイルで提供されます。季節限定メニューや温かい素麺もあり、訪れるたびに新しい味わいに出会えます。
一人前は2束を使用。ハーフサイズ(1,200円)も選べるので、お腹の具合に合わせてオーダー可能です。麺の茹で方にもこだわりがあり、しっかりと冷水でしめることでコシを出し、つゆや具材と絶妙に絡む食感を実現しています。看板メニューの『トリュフオイル香るアボカドベーコンそうめん』(1,400円)は、冷たいそうめんにトリュフの香りとアボカドのまろやかさが絶妙に絡む一皿。黄身の色がオレンジで味の濃い、大分の「蘭王」という良質な卵を使った温かい『牛筋と蘭王煮卵素麺』(1,600円)や、みりんで鯖を煮た、冷たくても温かくてもいただける『さばと蘭王素麺』(1,400円)もあり、さまざまなバリエーションで素麺を楽しめます。だしは数種類の麺つゆをブレンド、かつおやまいたけを加え旨味を出しています。
「素麺のおいしさは、やはりコシだと思います。温かくても冷たくても、茹で方・締め方・コシに充分に日々工夫を重ね、美味しく召し上がっていただけるよう提供しています。ぜひ、味わいに来てください。」「SOMEN BAR 白線屋」は、素麺の締め文化を新たに提案する注目のスポットです。
「SOMEN BAR 白線屋」
住所・福井市順化1丁目18-7 AYU ビル3階北
電話:090-4805-8910
営業時間:18:00~2:00
定休日:日曜・月曜・祝日
チャージ:18時~21時 無料
21時~ 1000円。
【ブラッセリー&クラシックバー VeryGoodBAR】福井の夜を彩る!フルーツカクテルの老舗バー
福井市の中心、福井電鉄「福井城址大名町」駅に近い「ブラッセリ―&クラシックバー Very Good BAR」。店主の伊井隆延さんの苗字「いい」から名付けられたこのバーは、1992年6月の開業以来、30年以上にわたりフルーツカクテルの先駆者として知られてきました。ビル2階の扉の奥には、ケヤキの磨き込まれたカウンターが広がります。店内はカウンター18席と5人掛けテーブル3卓の計33席。静かにお酒を楽しめて自然に過ごせます。
店主の伊井さんがバー開業を志したきっかけは、20歳の頃、手にした日本全国のバーを紹介する一冊の本でした。福井県のバーは掲載されていなかったため「自分が作ってみよう」と決意。新宿の老舗バーで修業を積み、帰福して開業。現在、インスタグラムのほか、YouTubeやTikTokも配信されています。『バスケットのピボットのように、軸足はぶらさず流行や新しい挑戦も取り入れていきたいと思っています』と伊井さん。毎日1万歩を歩くことを日課に、90歳まで現役バーテンを続ける意欲を持っていらっしゃいます。
- 伊井さん

- 新宿のバー・イーグルで修行時代、季節の果物のフルーツカクテルを勉強しました。いまは以前ほど強いお酒を飲まれるお客様は少なくなりデザートやお酒の締めに召し上がる方、またスイーツを楽しみにいらっしゃる方が増えています。
巨峰のカクテル(1500円・税別~)はぶどうの甘みが濃縮!旬の果実をお酒で味わえます。
おすすめは、やはりフルーツカクテル。静岡のマスクメロンや旬の果物を惜しみなく使用します。カシス、ウォッカ、ブランデー、ノンアルコールと、フルーツカクテルのベースになるお酒のアルコール度数や好みも選べます。甘みや、つぶつぶの果肉感を活かしたオリジナルレシピは、開業当時から変わらぬ人気です。写真はシャインマスカットのパフェ(1,870円・税抜)。ハーフサイズ(1,320円・税抜)もあります。
福井にちなんだオリジナルの「福井カクテル」(1,600円・税別〜)も人気。「雪海」は、ロックスタイルの氷で東尋坊をイメージ。「ハロー朝倉」は、コニャックと抹茶リキュールで、武将というより文化人の朝倉義景をイメージしたカクテルだそうです。名前からも福井の歴史がしのばれ、味わうだけでなく、話題にもなる一杯。歴女のあなたも、そうでない方も、福井を訪れたら、ぜひ味わってみてくださいね。バー近くには徒歩圏内で、福井城址や柴田勝家・お市の方をお祀りした柴田神社もあるので、ぜひ訪ねてみてください。
ブラッセリ―&クラシックバー ベリーグッドバー
住所 福井市順化1-10-15 サエラビル2階
電話 0776-29-1171
営業時間:17時半~
定休日:日曜
チャージ:サービス料15%








































































