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福井銘菓「羽二重餅」5種食べ比べ!福井駅でお土産に買える定番の「白」を徹底検証

福井が誇る銘菓「羽二重餅」を、ふく旅ライターと一挙5種食べ比べ! 明治38年発売の「松岡軒」から、藩主御用達の歴史を持つ「錦梅堂」、さらに二枚重ねや極厚タイプまで、福井駅でお土産に買える個性豊かな名店を揃えました。
「絹のような口溶け」と一口に言っても、伸びや甘さは千差万別。 実際に食べて分かった各社の魅力をリアルな声と共にお届けします!

福井銘菓「羽二重餅」5種食べ比べ!福井駅でお土産に買える定番の「白」を徹底検証

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福井県を代表する銘菓「羽二重餅(はぶたえもち)」

「羽二重餅」は、餅粉を蒸し、砂糖や水飴を加えて丹念に練り上げた「求肥(ぎゅうひ)」の一種で、一般的な求肥よりもさらに薄く延ばされ、きめ細やかで上品な甘さと、口に入れた瞬間にふわりと溶けるような極上の滑らかさが特徴です。

これは、福井の名産品である最高級絹織物「羽二重(はぶたえ)」の肌触りを食感として表現したもの。砂糖や水飴が保水性を高めるため、通常の餅に比べて水分が抜けにくく柔らかさを保ちますが、その繊細な「コシ」と「口どけ」のバランスを維持するには、職人による高度な練りの技術と厳密な配合が必要とされます。

その誕生は、福井の繊維産業の繁栄と深く結びついています。

明治から大正にかけて、福井産の羽二重織物は輸出用として世界的な評価を得ていましたが、その多くは白生地のまま海外へ輸出されていたため、地元の人々がその美しい織物を目にする機会は限られていました。

そこで、郷土の誇りである絹の質感をお菓子で表現して広めたいという職人たちの想いから、羽二重餅は考案されました。


今回は、さまざまなメーカーや種類のある羽二重餅から、福井駅で購入できるシンプルな「プレーン(白)」の羽二重餅を5種類厳選して、ふく旅ライターたちで食べ比べを行います!

松岡軒:明治38年発売!絹の肌触りを受け継ぐ羽二重餅

まずは「羽二重餅」発祥の老舗として知られる松岡軒。創業者の淡島恒氏は、父親が営んでいた繊維業を継がず、東京での和菓子修業を経て松岡軒を開業しました。

先代の織物業とのつながりを残すため、「絹の肌触り」を再現したお菓子を開発し、明治38年(1905年)に発売。最大の特徴は、添加物を一切使わず、厳格な配合を守り続けていること。


袋から取り出すと、向こう側が透けるほど薄く、「ひらひら」としたしなやかな質感はまさに絹そのもの!

口に入れると、噛むというよりは「ふわりと溶ける」ような儚い食感で、自然な甘さが広がります。


実食でも「舌触りがいい」「これぞ羽二重餅という柔らかさ」「ちょうどいい甘さ」という声が上がる、王道の味わいです。


松岡軒【羽二重餅(12袋入)1,847円(税込)】

購入可能場所:くるふ福井

錦梅堂:1847年創業、藩主御用達の羽二重餅

続いては、今回比較する中で最も長い歴史を持つ錦梅堂。創業は弘化4年(1847年)で、越前福井藩主・松平家の御用達を務めた名門です。

小ぶりで可愛らしいサイズ感が特徴です。


甘さは控えめながらも、後からじんわりと深みのある甘みが追いかけてくるバランスの良さがあります。柔らかさの中にしっかりとした餅の存在感があり、歴史の重みを感じさせる上品な味わいです。


実食では「甘さ控えめだけど、後から甘さが追ってくる感じがバランス良い」との声や、「紙にくるまれているので手が汚れずに食べられる(新幹線の中でも食べやすい)」といった意見もありました。


錦梅堂【羽二重餅(15枚入・餡なし)800円(税込)】

購入可能場所:くるふ福井

佐佳枝上町 村中甘泉堂:100%福井米!「二枚重ね」の羽二重餅

明治43年(1910年)創業の村中甘泉堂は、山沿いで水のきれいな産地指定の福井県産もち米を100%使用しています。この商品の最大の特徴は、奉書折りの包みを開けると現れる「二枚重ね」の構造です。

薄く延ばしたお餅を二枚重ねることで、口に入れた瞬間に独特の層が生まれ、みずみずしさと程よい弾力の食感が楽しめます。


甘さと保水のバランスを追求しており、実食でも「上品で繊細」「ベーシックでありながら平均点が高い」との声が上がりました。奉書折りの包み紙の美しさも含め、贈答用として非常に完成度の高い一品です。


佐佳枝上町 村中甘泉堂【羽二重餅(2枚入8包)778円(税込)】

購入可能場所:くるふ福井

御菓子司 栄太楼:タンチョウもち米から生まれる「伸び」の良い羽二重餅

栄太楼の羽二重餅は、福井県産の生産者が少なく幻のもち米と言われる「タンチョウもち米」を使用しているのがポイント。特筆すべきはその「柔らかさと伸び」です。つまんで持ち上げると「ビヨーン」と長く伸びるほどの弾力があり、大福の皮のようなモチモチ感を楽しめます。


口当たりは非常に滑らかで、お米本来の風味がしっかりと感じられます。

実食では「ふわふわだけじゃない、トロッとした感じの食感が面白い」「柔らかさと伸びは一番で特徴がある」など、

羽二重餅の中でもお土産として渡したときのインパクト(柔らかさの驚き)は抜群という声もありました。


栄太楼【羽二重餅(2枚入4包×2)1,150円(税込)】

購入可能場所:くるふ福井

マエダセイカ:存在感抜群の「厚み」と食べ応えの羽二重餅

最後は、「羽二重餅の古里」という観光施設も運営するマエダセイカの「しろ 羽二重風呂敷」です。こちらは薄く延ばした他社製品とは一線を画す「厚み」が特徴です。


通常の羽二重餅よりも厚めに作られているため、口の中で溶けるというよりは、「お餅を食べている」ようなしっかりとしたコシと噛み応えがあります。


実食では「他の羽二重餅より甘く感じた」「食べ応えがある、硬めの噛みごたえ」など、「おやつ」としての満足度が高いという声も。風呂敷包みを模したパッケージも可愛らしく、伝統的な薄さよりも「もちもち食感」を重視する方におすすめです。


マエダセイカ【しろ 羽二重風呂敷(10個)595円(税込)】

購入可能場所:くるふ福井内セブンイレブン

【まとめ】保存の鉄則は「冷蔵庫禁止」

5種類をふく旅ライターと食べ比べると、絹のような口どけを追求した「松岡軒」、歴史あるバランスの「錦梅堂」、二枚重ねの妙技「村中甘泉堂」、驚きの伸びを見せる「栄太楼」、厚切りで満足感のある「マエダセイカ」と、明確な個性の違いが見えました。


最後に重要な注意点です!羽二重餅は「常温保存」が鉄則。冷蔵庫(0℃〜10℃)に入れるとデンプンが老化し、最大の特徴である滑らかさが失われて硬くなります。

どうしても保存する場合は「冷凍」が推奨されています。それぞれの個性を、ぜひベストな状態で楽しんでください。

現在の羽二重餅は、伝統的な「白く平たい」形状を守りつつも、香ばしいクルミを入れてシュー生地でサンドした「羽二重くるみ」のような和洋折衷スイーツ、さらには打ち粉を使わず容器に流し込んでとろける食感を極めた「生羽二重餅」、チョコや餡を包んだものなど、現代の嗜好に合わせて多種多様な進化を遂げています。

基本の味を楽しんだ後は、進化系の羽二重餅からもお気に入りを探してみてくださいね。

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