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ジビエとは、フランス語で狩猟によって捕獲された野生動物の食肉のことなんです。なので、狩猟が行われている地域でよく食されます。牛、豚、鶏はもちろん美味しいですが、野趣あふれた雰囲気の肉が食べられるのは、山が豊富な田舎県ならではですね！

写真は、今回ご紹介する２店舗とは違いますが、池田町に出店していたお店のメニュー看板です。熊肉、鹿肉の串焼き、、響きだけで美味しそうですよね？

福井県の中でも、池田町は岐阜県との境にあり、非常に山深い立地です。その自然豊かな山には、イノシシやシカ、クマといった野生動物がいっぱいいます。そんな自然の中にあるログハウスで、いろいろとジビエを楽しめるのがこちらのお店「酔虎 夢」。福井市からは１時間ほど車で走る必要があるのですが、その分、周りの景色も含めてめちゃくちゃジビエを楽しめる場所ですよ！

ちなみに、すぐ近くに温泉が有名な温泉宿「渓流温泉 冠荘」や　ジップラインが楽しい「ツリーピクニックアドベンチャーいけだ」があります！

山賊丼は、イノシシ焼肉＋シカソースかつ＋天ぷら＋卵焼きのどんぶり。イノシシも鹿も両方味わいたいなら、これです！

イノシシは豚肉に比べてちょっとだけ硬めですが味は濃くて少しだけ脂身に独特な香りがある印象。そして、福井はヨーロッパ軒のソースかつ丼が有名ですが、通常は豚肉のソースかつ丼を鹿肉で作ったシカソースかつ丼は、個人的にドはまりしました！通常の豚のソースかつは薄めの厚さの豚肉でじわっと脂身のうまさが甘酸っぱいソースと絡むのを楽しむ感じですが、シカソースかつは脂は少なめでその代わり淡白だけど旨味のある肉汁がきめ細かい肉質の肉からあふれてきてソースと合わさる感じで、記事を書きつつ涎が、、、いっぱいシカ肉食べたいならシカソースかつ丼がおススメです！

他にも、シカ焼肉定食や、イノシシ味噌ラーメンなども！

ちなみに民宿もされていて、泊りの時のコース料理ではクマも味わえるようですよ！（熊刺しの文字が、、）山小屋の雰囲気でお店の２階に泊まるスペースがあり、お風呂もめちゃくちゃ雰囲気あります。

オーナーさんは福井市の街中出身とのことですが、今は罠猟の免許を取られて店を構えた池田町で猟も行っているとのこと。お話を伺うと猟には危険もつきもので、ジビエ料理を食べるにあたって、猟師の方に感謝だな、とつくづく思いました！

外からではジビエ料理を提供されているように見えない、というか、実は妻がこの近くの学校に通っていてもずっとただの「たこ焼き屋さん」として認識していたくらいの佇まいのこちらのお店。実は知る人ぞ知るジビエのお店でした。お店は西鯖江駅の目の前です！

たこ焼きやラーメン、冷やし中華のメニューの中にいきなり出てくる「熊丼」というパワーワード。他にも熊そば、イノシシラーメン、イノシシ肉 焼き肉丼の文字が、、、。このカオスな雰囲気、個人的に大好きです。

イノシシ肉やシカ肉はまだ福井にいると食べる機会があるのですが、実は私も熊肉は初めて。臭みがあったらどうしよう？？とか思いつつ箸をつけると、意外や意外、臭みはほとんどありません。肉質もちょっと硬めの牛肉？っていう感じでした。ちょっとだけ脂身に独特な獣臭を感じた部分がある以外は、初見で何も言われずにすすめられたら何肉かわからないかもしれないですね！

処理が上手いのかな？と思います。

狩猟は冬に行われるので、冬猪熊と看板にあるようですが、一年中メニューは提供されているようです。

ちょっと好みはあると思いますが、たぶんほとんどの人は美味しいと思う味のはず！ぜひ福井にジビエ料理を楽しみにきてください！