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敦賀駅の改札を出て左、立体駐車場の麓にあるのがTSURUGA POLT SQUARE「otta」（以下、otta）です。2024年春に北陸新幹線の終着駅となる敦賀の玄関口として、2022年9月にオープンしました。市外から訪れた人や地元の人々が交流する拠点を目指し、飲食店にホテル、子育てサポートセンターや知育啓発施設などさまざまなテナントが入居しています。ちなみに、施設名の「おった」とは敦賀の方言で「居る」という意味なんですよ！

中央には天然芝が気持ち良い広場があり、それぞれが思い思いの時間を過ごす様子が見られます。テイクアウトしたランチを食べながらくつろぐ会社員の方や、友達とかけっこをする子供たち、のんびりと過ごす若いカップルなどなど、使う人も過ごし方もさまざま。広場はイベント開催のスペースとしても活用され、イベント時には多くの人で賑わっていますよ。

ちなみにお車でお越しの方は、敦賀駅前立体駐車場など、付近の駐車場をご利用くださいね！

こちらの記事では、そんな「otta」の楽しみ方を一挙ご紹介します！

まずご紹介するのが知育・啓発施設『ちえなみき』。

ここは、日本初（!?）と言われる「公設民営」の書店です。店内には迷路のように配置された書棚に、本が横積みされていたり、引き出しに入っていたりと、仕掛けがたくさん。一般的な本屋さんでは見かけない不思議な陳列はワクワクすること間違いなし！本が好きな人はもちろん、普段本を読まない人も十分に楽しめますよ。

書棚の中には、絶版本や古書、洋書など、ここでしか手に入らない本も混ざっています。普段は注目していないテーマにも不思議と興味が湧いてくるので、新たな自分に出会うきっかけになるかもしれませんね。

筆者のおすすめは、「共読知」のコーナー。ここには、テーマに合わせて敦賀市民が本を紹介する「本人」など、本を起点にヒト・モノ・コトを繋ぐ企画が満載です。

じっくり読書を楽しむなら、ボトル入りのお茶がおすすめ。継ぎ足ししてくれるので長く楽しめますよ

そして驚くべきは、気になった本は椅子に座って読んでOKというところ。しかも、併設する『中道源蔵茶舗』さんでドリンクを購入し、お茶しながら読書も可能です！（お茶を飲むときは本を閉じてくださいね） 図書館とも本屋ともちょっと異なる、『ちえなみき』ならではの新しい読書体験をお楽しみください。

ottaには魅力的な飲食店がなんと8店舗も揃っています。

港まち敦賀で食べたい海鮮はもちろん、福井の名物「おろしそば」などなど、地元の食をご堪能ください！各店のメニュー詳細や営業時間等は、「otta」のHPでご確認くださいね。

【otiti】敦賀の「米田牧場」で採れた生乳を使った、「お乳」の味わいを活かしたソフトクリーム。
季節で変化する味にも注目!! 

【丼屋 荘兵衛】海鮮丼専門店の新ランチメニューは海鮮とお蕎麦を一度に楽しめちゃう!
写真は「越前おろしそばと朝採れ漬け丼のセット」

 

【サカナノバーガー】魚屋によるフィッシュバーガー専門店。写真の「甘辛サバーガー」はボリュームたっぷり！サバカツに絡んだ甘辛いタレにヤミツキ 

【魚とごはん ますよね】平日ランチ限定の「ますよね御前」は予約がおすすめ。2000円で7品以上、コーヒーデザート付きの豪華ランチメニュー 

【Buono Sorriso】ランチには、アツアツモチモチの茹で上げ生パスタ。ディナーはガッツリ、ステーキとビールで!! 

【とろり天使のわらびもち】全国で話題の新感覚わらびもち専門店。とろっとろのわらびもちがたっぷり入った可愛らしいわらびもちドリンクはデザートにいかが？ 

【BAKERYS+】市内人気パン屋さんの駅前店。無添加のパン生地にこだわった、安全・安心のパン。
竹炭を使った真っ黒のパンがイチオシ 

ottaの「泊」を担う『ホテルグランビナリオTSURUGA』は、観光目的の方でも、ビジネスでも宿泊拠点としてご利用いただける「ワンランク上」のビジネスホテルです。

今回特別にお部屋を見せていただきましたが、どれも高級感のある素敵なお部屋ばかり。特に印象的だったのが、最上級の「Executive」。お部屋の素晴らしさはもちろんですが、『ちえなみき』でテーマを決めてセレクトしたという本が数冊、机に飾られていたんです。宿泊のお部屋に本があるってちょっと珍しくないですか？定期的に交換をしているそうなので、次に訪れた時はまた違う本になっているかも。

また、こちらのホテルには、チェックインの機械やマットレスなど、あらゆるところに最新の設備が導入されています。中でも気になるのが北陸初導入というクローゼット型衣類リフレッシュ機「LG styler」。なんと、ハンガーにかけてこちらの機械に入れておくだけで、匂いや汚れもスッキリ落としてくれる機械なのだそう。支配人の冨田さんによると「LG stylerがあれば着替えを持たずに旅行できるという声もあります」とのこと。

この機会に、新しい旅のスタイルに挑戦してみては？ ちなみに、LGstylerを導入しているお部屋は、Bussiness、Deluxe、Executiveのお部屋です。

ご旅行には欠かせないお土産も「otta」の中でご購入いただけます。福井県若狭地方の海産物を取り揃える『若狭小浜 丸海』では、若狭の名産品である「小鯛ささ漬」のほか、直営店でしか購入できない「のどぐろささ漬」などもゲットできますよ。

また、福井県内で複数の土産物店を構える『かゞみや』では、「羽二重もち」や「へしこ」などの有名なおみやげから、最新の福井土産までよりどりみどり。店主におすすめのお土産を教えていただいたので、ぜひお買い物の参考にしてみてくださいね。

子育てサポートセンター『ここるん』内にある「おやこきらりんひろば」は、親子で遊べる室内スペース。市民だけでなく、どなたでも無料でご利用いただけます。広場には、施設長こだわりの「ヨーロッパの木のおもちゃ」がずらり。木の温もり感じるあたたかな雰囲気で、自然と親子同士の交流も生まれます。ここで地元の情報を仕入れてまちへと遊びに出かける方もいるそうですよ。

扉1枚で『ちえなみき』へ直接アクセスできるので、お父さんが本を選んでいる間にお子さんとお母さんはちょっと遊んで待つ、という使い方も。明るく親切なスタッフさんが出迎えてくれますよ。詳しい利用方法や受付時間は下記のリンクからHPでご確認ください。なお、一時預かり「ここるーむ」も、市外県外の方にもご利用いただけます（有料・要予約）

鉄道と港のまちと呼ばれる敦賀に訪れたなら、駅前から足を伸ばしてぜひ港の方までお越しください！駅からの移動は、『ぐるっとつるが周遊バス』や『TSURUGA SHARE CYCLE』がおすすめです。

ぐるっと敦賀周遊バスは、敦賀に来たら訪れたい観光スポットをめぐるコミュニテイバス。「観光ルート」と「ショッピングルート」に２線がありますので、旅の目的に合わせて選択してくださいね。下記のリンクからコミュニティバスの時刻表及び運行ルートをご覧いただけます。

バスも便利ですが、駅から港までは平坦な道ばかりな敦賀の場合は、シェアサイクルもおすすめです。まちをのんびりと走りながら、気になったところですぐに立ち止まれる自転車なら面白い出会いへの遭遇率も高まるはず。雨の日も、商店街にはアーケードがあるのであまり濡れることなく移動できます。こちらも下記のURLから詳細をご覧いただけます。

以上、楽しいこと盛りだくさんの、敦賀の最新スポットをご紹介しました。

ここでは紹介しきれなかったお店ごとの特徴やこだわりなどは、ぜひottaのHPから各施設の詳細ページご覧ください！

敦賀にお立ち寄りの際の参考にしていただけましたら幸いです。