福井土産!日本酒にあう三大珍味「汐うに(しおうに)」を買おう!
今回ご紹介するのは日本三大珍味のひとつ「汐うに」の魅力をご紹介。
塩味のなかに雲丹の旨味がギュッと凝縮されており、お酒のアテとしてぴったりな一品です。自分で食べてもよし、誰かに贈ってもよし。福井の珍味をご賞味ください。
本多啓介
「ふくいで思い出に残る一枚を」をコンセプトに福井県内の観光地で写真を撮っているカメラマンです。勝山市を中心に観光情報を発信中。地元住民ならではの目線で福井の魅力を写真と文章で伝えます。
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汐うにとは?
汐うにとは、ウニの卵巣(生殖巣)と塩を混ぜ合わせペースト状にしたものです。
「越前雲丹(えちぜんうに)」とも呼ばれ、からすみ、このわたと並んで「日本三大珍味」のひとつとして数えられています。
汐うには一つのウニから1gほどしか作ることができない貴重なもので、江戸時代には汐うに400gと米60㎏が交換されるほどの価値があったそうです。
なぜ福井で作られるようになったの?
天たつ(てんたつ)三代目の天野五兵衛が、当時の福井藩主 松平治好公の命を受け、汐うにの製法を考案しました。
天野五兵衛はその製法を広め、越前藩の浜の人たちの年貢となり、福井藩から将軍家や大名家、宮家への贈り物に。
殿上人のみが食した珍味として、時の将軍より日本三大珍味の一つとして称されました。
いつごろがおいしいの?
一般的には新物がとれる8月のころとされており、香りが高くおいしいと言われています。
しかし冬を越したものも、塩がなれてとげがなくなり、より甘味のつよい汐うにになるそうです。
日本酒との相性が抜群!汐うにを味わう
さっそく汐うにを頂いてみましょう!
珍味ということで、合わせるのはやっぱり福井の日本酒。
スプーンで小豆ほどの大きさをとり、口にふくみます。
少し固めの食感で、塩味と雲丹の風味がガツンと口の中にひろがり、お酒のアテとして最高!
舐めて溶かしていると、塩味からだんだんと甘味を感じるように。
日本酒をクイッと一口飲むと、雲丹の奥深い旨味がさらに花開き、汐うにのおいしさを味わうことができます。
筆者の感想として、辛口・爽やか系の日本酒と合わせると汐うにの味わいがよくわかり、相性がいいのでは?と思いました。
日本酒にあえば、白飯にもあう!
汐うにの残った器に日本酒をいれ溶かして呑む「雲丹酒」。
アツアツの炊きたてご飯に汐うにをのせると、汐うにがトロッと柔らかくなり、磯の香りがより際立ってとっても美味しかったです。
アレンジいろいろ!汐うにレシピをご紹介
その他にもブログ記事で汐うにを使用したレシピが紹介されていたので試してみました!
▲汐雲丹とサーモンのカナッペ
▲ポテトフライチップスと汐雲丹のおつまみ
▲雲丹とクリームチーズの磯辺巻
▲海老と卵と汐雲丹のアンティパスト
何処で買えるの?
今回食べたのは汐うにの製法を考案した「天たつ」の『越前仕立て汐うに』。
JR福井駅構内のプリズム内にて購入できるほか、ネット販売も行っています。
天たつ以外にも、大津屋や波屋、かゞみやなどが販売をしており、食べ比べをしてみるのも面白いかもしれませんね。
また福井の美味しいものを集めたカタログギフトにも汐うにが掲載されていますので、お祝いや内祝いとして冊子を送るのも喜ばれることでしょう。
まとめ
今回は福井生まれの珍味、汐うにをご紹介しました。
お酒の場に出せば汐うにの美味しさに喜ばれ、また歴史エピソードに盛り上がるのではないでしょうか。
お土産としては少し高めの価格ですが、久々に会う県外の方への手土産やお酒が好きな方への贈答品、また普段頑張っている自分へのご褒美としてぜひ購入して味わってみてください。
本多啓介
「ふくいで思い出に残る一枚を」をコンセプトに福井県内の観光地で写真を撮っているカメラマンです。勝山市を中心に観光情報を発信中。地元住民ならではの目線で福井の魅力を写真と文章で伝えます。
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