福井県のお米「いちほまれ」と食べる!ご飯のお供になる【福井グルメ土産8選】
ふっくら、つややか、冷めても美味しい!福井生まれの「いちほまれ」。そのおにぎりをさらに美味しくしてくれるのが、福井のお土産店で人気の「ご飯のお供」です。もちろん、毎日の食卓のどんなご飯とも相性抜群ですよ。

大森 望央 -Mio Omori-
【福井県の観光ガイドレポーター】
生まれ育って今も暮らす福井駅前情報や県内全域の話題のスポットをお届けしています。

福井が誇るお米「いちほまれ」とは
「こしひかり発祥の地」福井県が6年の歳月をかけて開発したブランド米【いちほまれ】。令和6年産米では、日本穀物検定協会の食味ランキングで最高評価の「特A」を獲得しました。その名前には「日本一(いち)美味しい、誉れ(ほまれ)高きお米となってほしい」という願いが込められており、10万件を超える応募の中から選ばれました。
福井県の米作りは、霊峰白山に降り積もる雪の恵みから生まれる清らかな水、肥沃な大地、そして長年培われた農家の技術と情熱に支えられています。「コシヒカリ」を生み出した福井の米作りの精神が受け継がれ、自然への感謝と美味しさへの探求心が、この「いちほまれ」に込められています。
相性抜群!福井グルメ土産の「ご飯のお供」をご紹介
「いちほまれ」の美味しさの魅力といえば「1. 絹のような白さと艶」「2. 口に広がる優しい甘さ」「3. 粒感と粘りの絶妙なバランス」。炊き立てはもちろん、冷めても美味しいのが大きな特長で、おにぎりにしても一粒一粒がしっかりとしています!今回は「ご飯のお供」として最適な、お土産としても買える福井グルメの紹介を、手作りおにぎりにしてお伝えしていきます。
- ふく旅ライター みお

- 選りすぐりのオススメ8つはこちらです!
1. 若狭の名産「福井梅」
おにぎりの定番具材の梅ですが、若狭ブランド梅「福井梅」を添えたおにぎりは格別!特に希少な「紅映梅(べにさしうめ)」を使った福井梅は、みずみずしい果肉が厚みがあってやわらかく、まろやかな塩味とやさしい酸味が特長です。その爽やかな酸味が「いちほまれ」の甘みを引き立て、一口ごとにさっぱりとした美味しさが広がります。
※画像の福井梅は、若狭町「福梅」の「福梅ぼし しそ漬」を使用しています。
2. 郷土の味「鯖のへしこ」
若狭地方に江戸時代から伝わる伝統食「鯖のへしこ」。塩と糠に漬け込み、時間をかけて熟成させることで生まれる深い旨みと独特の風味は、保存食として受け継がれてきました。香ばしく焼いたへしこと「いちほまれ」を合わせれば、甘みと発酵の旨みが見事に調和。歴史ある食文化を感じながら味わえる、福井ならではのご飯のお供です。地元民に長く根付く伝統の味をぜひご堪能ください。
※画像の鯖のへしこは、小浜市「田村長」の「鯖のへしこ漬」を使用しています。
3. ふんわり磯香る「おぼろ昆布」
敦賀市に江戸時代から続く昆布加工の技を受け継ぐ「おぼろ昆布」。職人が一枚ずつ丁寧に削り、絹のように薄く仕上げることで、とろける食感とまろやかな旨みが生まれます。そのおぼろ昆布で「いちほまれ」を包めば、ご飯の甘みをやさしく引き立てる上品なおにぎりに。おぼろ昆布は見た目も優美で、贈答品としても人気があります。
※画像のおぼろ昆布は、敦賀市「奥井海生堂」の「おぼろ昆布」を使用しています。
4. 福井ブランド牛「若狭牛」
福井のブランド和牛「若狭牛」を手軽に味わえるのが人気の「若狭牛ふりかけ」。香ばしく味付けした牛肉の旨みをぎゅっと閉じ込め、ご飯にふりかけるだけで贅沢な美味しさを楽しめます。「いちほまれ」と一緒に食べると、ご飯の甘みと牛肉のコクが調和し、手軽なのに特別感のあるひと品に。
※画像の若狭牛ふりかけは、敦賀市「北前船のカワモト」の「若狭牛めしふりかけ」を使用しています。
5. 日本海が育んだ「もみわかめ」
日本海の豊かな海で育ったわかめを天日干しし、手でもんで仕上げる「もみわかめ」。福井では昔から保存食として親しまれ、海の香りと旨みを味わえる伝統食です。「いちほまれ」にさっと混ぜれば、ふわりと広がる磯の香りとご飯の甘みが絶妙にマッチ!見た目は素朴ながら風味豊かな味わいで、海の恵みを存分に感じられます。
※画像のもみわかめは、坂井市「波屋」の「もみわかめ」を使用しています。
6. 県民の食卓の味「味付けたら」
福井県民に長年親しまれてきた「味付けたら」は、ご飯にぴったりな定番のお供。ほど良いしょっぱさに仕上げられた鱈のほぐし身は、ふっくら炊き立ての「いちほまれ」とよくなじみ、混ぜ込んでおにぎりにして食べると、やさしい旨みが口いっぱいに広がります。子どもから大人まで幅広く楽しめる気取らない美味しさは、お土産にも最適。ご家庭でも親しみのある“福井の味”を味わえます。
※画像の味付けたらは、坂井市「早崎商店」の「オーロラ印の味付たら」を使用しています。
7. 鯖江の伝統薬味「山うに」
鯖江市の河和田地区に伝わる薬味「山うに」は、柚子と赤なんば唐辛子、塩をすり合わせて作られる鮮やかな調味料です。「山」で採れる材料で作った「うに」のような鮮やかなオレンジ色の見た目から名付けられ、古くから地元で愛されています。ピリッとした辛さと爽やかな柚子の香りが魅力で、おにぎりのアクセントにもぴったり。「いちほまれ」に少し添えれば、甘みあるご飯に刺激と香りが加わり、一口食べると止まらない美味しさです。
※画像の山うには、鯖江市「越前隊」の「山うに 柚子 赤 中辛」を使用しています。
8. 越前海岸の結晶「越前塩」
越前海岸の澄んだ海水から作られる「越前塩」は、昔ながらの平釜製法でじっくり炊き上げられる天然塩。角のないまろやかな塩味と、ほんのり感じる自然な甘みが特長です。越前塩は、ご飯のふくよかな甘さをシンプルに引き立ててくれます。今回は、越前塩の味が付いた海苔を使用しました。
※画像の越前塩の海苔は、福井市「彌右衛門」の「越前塩使用 塩のり」を使用しています。
福井が育んだお米「いちほまれ」と、ご飯のお供としてお土産にも喜ばれる福井グルメ。旅の思い出に、福井の美味しさをぜひ味わってみてください。
- ふく旅ライター みお

- お気に入りを見つけて、ご自宅でも福井の美味しさを楽しんでくださいね。

























