【福井駅近辺で買える!】桜をモチーフにした福井の老舗工芸のお土産6選
福井市を流れる足羽川の桜並木は、待ち望んだ福井の春の象徴。約2.2km続く、福井の愛され桜にあやかって、福井駅前で買える、桜をしのばせた味わいや意匠、福井の伝統工芸に宿る桜の気配をモチーフにしたお土産などの一部をご紹介したいと思います。

桜子
福井観光おもてなしガイド認定。お蕎麦と日本酒好き。
福井の食、人、コトをご紹介していきたいです。

1)桜百選に選ばれた福井の桜にあやかって、福井の伝統工芸品の桜グッズをお手元に
福井の心、足羽川の桜。その一瞬の輝きを、一生の記憶に。
福井市の中心部を貫く足羽川。その堤防沿いに約2.2kmにわたって続く桜並木は、日本有数のスケールを誇り、隣接する足羽山公園とともに「さくら名所100選」に数えられています。
視界のすべてが薄桃色に染まる「桜のトンネル」は、福井の宝物。この景色は、決して偶然に生まれたものではありません。そこには福井市民の不屈の精神が宿っていました。
不死鳥福井の復興の象徴の桜
1945年の空襲、そして1948年の福井大震災。二度の壊滅的な被害を受けた福井市において、桜は復興の象徴でした。1952年の「福井復興博覧会」を機に、翌年から市民の募金によって、数千本の苗木が植えられたのが始まりです。
「形ある桜」で、いつまでもそばに桜の輝きを
手元に残る桜モチーフの雑貨や、五感で味わう季節限定の味。そんな「形ある桜」があれば、福井の春の魔法は解けることなく、あなたのそばでいつまでも輝き続けます。
ご紹介する桜にちなんだ素材のお菓子やグッズは、すべて福井県の老舗店が丁寧に作り上げた県産品で、上質な素材から伝統的な製法で丁寧に作られたものばかりを厳選しています。駅近くでも気軽に買い求めることができる「桜グッズ&フード」を、福井の旅の春のお土産にいかがでしょうか。
2)久保田酒造/本醸造 にごり原酒花見酒
お花見の席を一瞬で華やかに彩る主役、それが福井「久保田酒造」の季節限定品の『本醸造濁り原酒 花見酒』720ml(1,621円税込)です。3Dラベルで描かれた愛らしい桜のビジュアル。青空の下、満開の桜が咲いているような華やかなラベルも魅力です。しぼりたて特有の甘く華やかな香りが広がる一方、喉越しはキリリと冴えわたる辛口。にごり酒の濃厚な旨味と原酒の力強さが、春の宴を最高潮に盛り上げます。
▶作り手
宝暦3年(1753年)創業の老舗「久保田酒造」。自社栽培の山田錦の酒米と清冽な地下水を用い、270余年もの間、実直に地酒を醸し続けてきました。漫画「蔵の宿」のモデルにもなっている酒蔵です。毎年、11月から2月の仕込み期には、酒造りの見学(一人500円・お土産におちょこ付き)や、見学と3種類の飲み比べのできる有料試飲(一人1,500円)もあるそうです。今年の桜は、この歴史ある久保田酒造の「花見酒」を主役に、特別なひとときを愉しんでみませんか。(4月3日現在、本年度のお酒は予約分も含め完売とのことです。来年のお花見にはぜひ!)
▶駅前のここで買える!
くるふ福井駅「お酒とワイン みずもと くるふ福井駅店」に併設する角打ちスペースでは、福井サーモンやへしこのペペロンチーノなどの地元の食材とあわせて、県外と福井県内27の蔵元の日本酒を1杯350円より楽しめます。冷蔵ケースのなかにある久保田酒造の『富久駒純米吟醸生貯蔵原酒』(2,300円税込)も、桜のイラストが華やかで美しくおすすめです。
3)御菓子司 栄太楼/桜羽二重
福井の郷土菓子でもおなじみ「羽二重餅」。福井の春を彩る「御菓子司 栄太楼」の『さくら羽二重餅』2枚入4包で600円(税込)の主役は、最高品種と評価されながらも、生産者が少なく「幻のもち米」と呼ばれる、福井生まれのタンチョウモチです。昭和31年に誕生したこの品種は、力強い粘りと滑らかな食感が最大の特徴。特製の餅粉に加工して贅沢に使用しています。羽二重の絹のくちどけを表現するのに、圧倒的ななめらかさは、榮太郎の職人技ならではです。
『さくら羽二重餅』には、丹念に刻み上げた塩漬けのさくらの葉が贅沢に練り込まれています。口に含んだ瞬間、ふわっと広がる桜の上品で甘やかな香り、幻のもち米が織りなす極上の食感。春の訪れを五感で楽しむ逸品です。2個ずつの個包装なので、配りやすく衛生的で、車内の移動中でも食べやすいのも嬉しいですね。
▶作り手
大正12年に創業、令和5年に100周年を迎える老舗和菓子店「榮太郎」
▶駅前のここで買える!
くるふ福井店
4)小大黒屋商店/桜の和ろうそく
お花見の余韻を室内でも愉しめる、心温まる主役が「桜の和ろうそく」(462円税込)です。芯から指先まで職人の魂が宿るこの逸品は、江戸時代からの老舗・小大黒屋商店の手によって生み出されています。
職人の息吹が宿る「型掛け」製法
小大黒屋商店のこだわりは、明治以降、全国的に希少となった「木型」による型掛け製法にあります。金属製が主流となるなか、製作に2~3年もの歳月を要する貴重な木型を自社で作成し、伝統製法を守り続けています。製造は、和紙とイグサのとうすみを巻いて芯を作ることから始まります。この芯を木型に入れ、厳選された蝋を流し込み、一本ずつ丁寧に型から抜いて形を整えます。さらに、完成までには1~2ヶ月もの間じっくりと寝かせる期間を要し、時間をかけてようやく一丁の和ろうそくへと仕上がります。
桜を愛でる、上掛けの妙
特に彩り豊かな桜のろうそくは、成形後にさらにもう一度蝋にくぐらせる「上掛け」という繊細な工程を経て完成します。職人が息を止め、一定のスピードと温度管理で引き上げることで、ムラのない美しい色彩が生まれます。熟練の技と歳月が育んだ桜の灯火。270年以上の歴史をつなぐ小大黒屋商店の和ろうそくは、ただ明かりを灯すだけでなく、福井の伝統の香りを暮らしに届けてくれます。
▶作り手
小大黒屋商店 江戸慶応年間から福井市順化にて木蝋(もくろう)製和ろうそくと薫香、御灯明油の製造販売を手掛けています。
▶駅前のここで買える!
ハピリン1階 かがみや福井駅前店
5)柳瀬良三製紙所/越前和紙の桜の「MON-TUNAGI WASHI」
1500年の伝統が窓辺に咲く、越前和紙の「桜」
日本三大和紙の一つ、福井県越前市の越前和紙。4世紀頃から「紙の神様」に見守られ、正倉院の古文書にも使われてきたその強靭さと美しさは、現代の暮らしの中で新しい輝きを放ちます。
職人技が生んだ新様式「MON-TUNAGI WASHI」(880円税込)。長い年月をかけて受け継がれてきた「透かし」の技法を応用し、レーザーカットなどを一切使わずに生まれたのが「MON-TUNAGI WASHI(紋つなぎ和紙)」です。職人の手漉きならではの柔らかで温かみのある風合いと、繊細な文様が繋がるこの和紙は、伝統と現代デザインが見事に融合した新しいかたちです。
特徴は、美しい模様を一枚ずつ手で切り離して使えることです。
暮らしを彩る、和紙のディスプレイ
最高級の楮(こうぞ)などを原料とした越前和紙は、柔らかな透け感が魅力。桜のモチーフを水だけで窓に密着させれば、光を透かした幻想的な窓のディスプレイが完成します。食卓を彩るランチョンマットや壁飾りとしても、その温もりが空間を優しく包み込みます。
国産竹と越前和紙の「しおりうちわ」
あわせて手に取りたいのが、職人の手仕事が光る国産竹を使用したうちわです。
愛らしい「しおりうちわ」(1,800円税込)は、本に挟めるサイズでありながら、和紙と竹の風合いをしっかりと感じられる逸品。越前和紙の温もりと竹の涼が、日常にささやかな贅沢を届けてくれます。
▶作り手
柳瀬良三製紙所 和紙の神様の岡太・大瀧神社の参道に工房を構える。伝統工芸士の三代目の柳瀬さんをはじめ、女性の職人も多数、繊細な感性で手すき和紙を作っています。
▶駅前のここで買える!
ハピリン2階 福人喜 ハピリン店
6)三國屋善五郎/桜紅茶・桜緑茶
北前船の海運業で栄えた三国湊で、大正10年にお茶の栽培を始めたお茶の専門店『三国屋善五郎』。伝統を重んじながらも、現代の感性に寄り添い、300種類のお茶を取り揃えている老舗から、春の主役「桜」をテーマにした特別な一杯をお届けします。まず封を開けた瞬間に広がるのは、桜餅のようなほんのりした甘い香り。渋みの少ないスリランカ茶で仕上げられた「桜紅茶」と口当たりの良いやわらかな「桜緑茶」(ティーバッグ1P入り270円税込)(8P入り1,188円税込)は、香りの華やかさだけでなく、お茶本来の「味の濃さ」もしっかり堪能できるのが魅力です。茶葉のプロが厳選したからこそ実現できた、力強い旨みが、心までじんわりと解きほぐしてくれます。心躍る桜のパッケージも、手に取るだけで春を感じられます。洗練されたデザインは、お花見の持ち寄りや、大切な方への季節の贈り物としても最適ですね。並べるだけでテーブルがパッと華やぎます。桜の羽二重もちとあわせても、お互いを引き立て、よく合いました。
▶作り手
三国屋善五郎 大正10年からの老舗茶葉店。お茶を通して人と人の優しい心の交流や魅力ある文化を継承、発信しています。
▶駅前のここで買える!
ハピリン2階 福人喜
季節商品なので品切れの場合もございます。オンラインにて、ロングセラーの深蒸し緑茶「式部の香り」など、芳香豊かなお茶が購入できます。










































