【福井観光】永平寺御用達の味噌を五感で楽しむ「米五 みそ楽」
福井で長年愛され続ける味噌屋が手がける “みそのテーマパーク” を体験レポートします。

大森 望央 -Mio Omori-
【福井県の観光ガイドレポーター】
生まれ育って今も暮らす福井駅前情報や県内全域の話題のスポットをお届けしています。

老舗味噌屋「米五」の「みそ楽」へ
福井市にある「米五 みそ楽(こめご みそらく)」。福井市街地にあり、福井駅から徒歩約20分。公共交通機関でもアクセスしやすく、福井観光の途中にも立ち寄りやすいスポットです。
ここは、味噌を「買う」だけでなく、味噌を使ったランチやスイーツを「食べる」、実際に味噌が作られている蔵を「見て学ぶ」、自分だけの「みそだま」を「作る」など、さまざまな角度から味噌の魅力に触れられる、まさに“みそのテーマパーク”です。
運営する「米五」が味噌づくりをはじめたのは、天保2年(1831年)。5代目が味噌の製造を開始し、その伝統は現在の12代目へと受け継がれています。(ちなみに、初代は米屋を営んでいたそうです!)
「大本山永平寺御用達」として、長年にわたり福井の食文化を支えてきた米五。福井県内のスーパーやお土産店でも商品を目にする機会が多く、地元の人にとっても馴染み深い味噌屋です。
まずは直営店へ!お気に入りの味噌を探そう
まず向かったのは、みそ楽1階にある直営店。
店内にはさまざまな種類の味噌をはじめ、味噌を中心とした発酵食品やお菓子などがずらりと並びます。普段は「味噌」とひとくくりにしてしまいがちですが、こうしてたくさんの商品を目の前にすると、その種類の豊富さに驚かされます。
なかでも注目したいのが、味噌の量り売り。
味や香りを確かめながら、自分好みの味噌を探すことができます。普段はスーパーで何気なく選んでいる味噌も、それぞれの特徴を知りながら比べてみると、新しい発見がいっぱい!
旅のお土産にはもちろん、自宅用にお気に入りを見つけて帰るのもおすすめです。
さらに、米五のすり味噌を使った「まろやかみそ」や、甘酒を使った「なめらかこうじ」などのジェラートも販売されています。味噌と福井ブランド牛 若狭牛を使用した「みそコロッケ」もあり、味噌屋ならではのお買い物やテイクアウトも楽しめますよ。
いろいろな味噌を知ったところで、今度は実際に「味わう」楽しみへ。2階のカフェに向かいます。
「みそカフェmisola」で発酵ランチ
ランチに訪れたのは、みそ楽2階にある「みそカフェmisola(みそら)」。
コンセプトは、なんともかわいい「みそに恋する」。ゆったりとした店内で、米五の味噌はもちろん、甘酒や塩こうじなどの発酵食品をふんだんに取り入れた、ここならではのメニューが味わえます。
この日は、週替わりの「みそらランチ(ドリンクセット/1,760円)」をいただきました。
メインの塩こうじ漬け鶏むね肉をはじめ、もろみ味噌を添えたささみときゅうり、田園味噌×チーズの厚揚げ、ごま味噌を添えたクリームチーズ、塩こうじオムレツ、さらに米五の「蔵粒みそ」を使用した焼きとうもろこし入りの味噌汁まで、まさに“発酵づくし”のラインナップ!ご飯は五穀米を選び、ドリンクには米五の甘酒を。ひとつのランチの中で、発酵食品のいろいろなおいしさに出会えるのが印象的でした。
食後にはジェラートも付いて、最後まで大満足!
ほかにも、「みそ焼きおにぎり」や「みそらカレー」などのメニューがあり、お子さま連れでのランチにもおすすめです。
そして、スイーツは別腹!味噌や甘酒を使ったスイーツもあります。(ランチに付けられるデザートセットもあります。)食事からデザートまでさまざまな形で味わってみると、味噌は「味噌汁に使うもの」というイメージだけではないことに気づきます。
さて、お腹を満たしたあとは、その味噌が生まれる場所へ向かいます。
味噌づくりの現場へ「みそ蔵工場見学」
最後は、実際に味噌が作られている「みそ蔵」へ。
「永平寺の味を受け継ぐ みそ蔵工場見学」では、スタッフの方のお話を聞きながら、味噌づくりの現場を見学できます。
蔵の中へ足を踏み入れると、ふわりと味噌の香りが漂い、味噌蔵ならではの空気に包まれます。
「大本山永平寺御用達乃味噌」と書かれた場所は、記念撮影にもぴったりの人気フォトスポット。今回は、ご案内いただいた株式会社米五の「みそソムリエ」正玄さんと一緒に記念撮影しました。
そして、蔵の中に入って印象的だったのが、その独特の空気。味噌づくりに欠かせない微生物が息づくこの場所で、長い年月をかけて味噌づくりが受け継がれてきたことを感じます。
味噌の香りに包まれながら、歴史とものづくりの現場に触れられるのは、実際に蔵を訪れるからこその体験です。(工場見学は参加費無料。予約制となっています。)
学んだ後は、今度は自分の手で味噌に触れてみましょう!
味噌を楽しむ「みそだまづくり体験」
今回挑戦したのは、「映えるおみそ汁 みそだまづくり体験」です。
味噌は、米五の店舗売上ナンバーワンを誇る甘口の「馬鹿ばやし(だし入り)」と、大本山永平寺に受け継がれる辛口の「蔵(だし入り)」の2種類から、好みに合わせて予約時に選ぶことができます。
具材は、とうふやねぎなどの定番から、クコの実やアーモンドといったちょっぴり意外なものまで全9種類!その中から好きな具材を自由に組み合わせて、自分好みのみそだまを作っていきます。
「お手本の写真のような、まるでチョコレートボックスのようなみそだまを作ろう!」
彩りやバランスを考えながら、どの具材を組み合わせようかと悩む時間も楽しく、気がつけばすっかり夢中に。味噌と具材という、とても身近な材料なのに、組み合わせや飾り方ひとつで個性が出るのがおもしろいところ。作る過程そのものを楽しめるのも、みそだまづくりの魅力です。
箱に並べたみそだまは、まるで小さなお菓子のような華やかさ!思わず写真に収めたくなるかわいらしさです。撮影用の小物も無料で貸し出してもらえますよ。
「味噌ってこんなふうにも楽しめるんだ!」昔からある味噌と、今の時代らしい“映える”楽しみ方。その組み合わせが新鮮で、味噌の新しい魅力を発見できました。
そして、みそだまは見た目がかわいいだけでなく、お湯を注ぐだけで簡単に味噌汁ができあがるのも嬉しいポイント。持ち帰ったあとも、自宅で手軽に味噌汁を楽しむことができます。(体験料金は1セット1,500円、所要時間は約45分。1名から参加でき、前日までの予約が必要です。)
福井で味噌の魅力を再発見
「米五 みそ楽」では、
・お気に入りの味噌を「買う」
・味噌や発酵食品を使った料理を「食べる」
・味噌蔵を「見て学ぶ」
・みそだまづくりを「体験する」
と、さまざまな角度から味噌の魅力に触れることができます。
大人はもちろん、親子での体験や福井旅行の立ち寄りスポットとしてもおすすめ。福井を訪れたら、永平寺御用達の味噌を「買って、食べて、学んで、触れる」。五感で味噌の魅力を楽しめる「米五 みそ楽」へ、ぜひ足を運んでみてください。
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【米五 みそ楽】
住所|福井県福井市春山2丁目25-1
定休日|水曜日、お盆、年末年始(臨時休業あり)
〈1F 直営店〉
営業時間|10:00~18:00
TEL|0776-24-0081
〈2F みそカフェmisola〉
ランチタイム| 11:00~14:00
カフェタイム(土日祝のみ)|14:00~16:00
TEL|0776-43-0525 ※席の事前予約はできません
※体験・みそ蔵見学は事前予約制です
※営業時間・体験内容・料金等は変更となる場合があります、お出かけ前に公式サイト・公式インスタグラムで最新情報をご確認ください
























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